大学受験

東京都市大学・環境学部の一般選抜対策|環境創生・環境経営の入試科目と数学・理科・英語の勉強法

東京都市大学環境学部の環境創生学科・環境経営システム学科を志望する人へ。2027年度一般選抜8方式、数学Ⅲを含まない独自試験、学科別の共テ必須科目と理科の採用方法、550/620点の基準を公式確認。2026原本と自作例から対策を解説します。

公開日 読了目安 約37分執筆:Eduroute編集部
東京都市大学環境学部の自然と都市の調査、企業と社会の仕組みを描き、環境創生と環境経営の共テ必須科目の違いを示す図

環境学部は2学科を比較し、独自試験と共テの科目を分けて準備する

東京都市大学の環境学部には、環境創生学科と環境経営システム学科があります。両学科とも横浜キャンパスで学びますが、学ぶ問いと、共通テスト利用入試で重視する教科は異なります。

2027年度の大学独自試験は、両学科とも前期が3教科型、中期・後期が2教科型です。独自数学の範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A、数学Bの数列、数学Cのベクトルで、数学Ⅲを含みません。理工学部や建築都市デザイン学部の試験範囲を、そのまま環境学部へ当てはめないことが出発点です。

共テ利用では、次の3つを先に押さえてください。

  • 前期3教科型:環境創生は数学必須、環境経営システムは英語必須。残りは指定された選択教科から高得点2教科を採用します。
  • 前期5・6教科基準点型:環境創生は理系重点、環境経営システムは文系重点。数学・理科の換算と採用方法も異なります。
  • 両学科の基準点は5教科が550点/800点、6教科が620点/900点。指定教科の受験・出願などの条件を満たして利用する制度です。後期6教科型にはこの基準点制度を当てはめません。

確認日は2026年10月6日です。制度は2027年度の大学公式方式別案内を基準にし、出題分析は2026年度の公式問題・解説と区別して扱います。確認時点では、一般選抜・共テ利用の入学試験要項は公式出願案内で11月掲載予定とされています。出願時には公開後の要項と訂正情報を確認してください。本文の問題例・英文・得点例は編集部が作成したもので、大学の実際の出題や合格実績ではありません。

本記事は一般選抜と共テ利用入試に限定します。学校推薦型選抜・総合型選抜の活動評価、面接、出願資格を一般選抜の条件として説明するものではありません。Edurouteの高校生・既卒生向け指導は数学・物理・化学・生物・英語です。国語・地歴公民・情報・小論文は受験上の条件に必要な範囲で触れ、専門指導の対象として扱いません。

環境創生と環境経営システムは、環境問題への取り組み方が異なる

環境創生学科:自然と都市を測定し、環境の仕組みを調べる

環境創生学科は、生態環境と都市環境を軸に学びます。生物・生態学、環境化学、物理学、数学などの基礎を使い、自然環境や人が暮らす都市を調査・分析する学科です。公式紹介では、生態調査、化学分析、測量などのフィールドワークを通して、現場の状況を把握する学びが示されています。

たとえば、生き物の個体数を推定する、都市の暑さと緑地を比較する、水や物質の移動を調べる、といった問いでは、「環境に良さそう」という印象だけでは結論を出せません。何を測り、どの条件をそろえ、どの計算や観察から説明するかが必要です。高校の数学・理科で、式の意味や実験条件まで理解する勉強は、この方向の学びに結びつきます。

ただし、入試で生物が全員必須という意味ではありません。独自前期の理科は物理・化学・生物の問題を使い、共テ前期3教科型では理科自体が必須ではありません。学科の研究テーマと、方式ごとの必須科目は別に確認します。

環境経営システム学科:企業・政策・社会の仕組みから環境問題を考える

環境経営システム学科は、環境経営と環境政策を軸に学びます。経営・経済・法・会計・国際関係などの社会科学と、エネルギー・材料・地球科学などの理工系の知識を結びつける、文理にまたがる学科です。企業、市民団体、自治体などと関わる実践的な学びも紹介されています。

製品の環境負荷を比較するときには、工場内の使用電力だけでなく、原料、輸送、使用、廃棄まで検討する場合があります。環境施策を実行するときには、技術の性能に加えて費用や制度、関係者の行動も問題になります。数字を読み、比較の前提を確かめ、社会の意思決定へつなげることに関心がある人は、公式の研究室紹介を読むと志望理由を具体化できます。

文系重点の共テ配点だからといって、数学・理科が不要になるわけではありません。前期5・6教科基準点型では両教科とも指定されています。独自試験では数学を選んで受験することもできます。高校で理系科目を学んでいる人も、学科名だけで対象から外さず、学ぶ内容を確認してください。

比較点環境創生学科環境経営システム学科
学びの軸生態環境・都市環境環境経営・環境政策
問いの例生態系や都市環境をどう測り、保全・改善するか企業や社会の活動をどう環境に配慮した仕組みにするか
学びを読む入口現場調査、分析、環境の予測・計画企業・地域との実践、経営・政策と理工知識の接続
共テ前期3の必須教科数学英語
共テ5・6の重点配点数学・理科・英語国語・地歴公民・英語

学びの説明は学部公式紹介と研究室紹介に基づきます。公式では3年次に研究室へ所属し、事例研究・原書講読などを経て4年次の卒業研究へ進む流れが示されています。ここで挙げた問いは学科選びの例であり、特定研究室への配属や進路・資格の取得を保証するものではありません。

2027年度の一般選抜・共テ利用は、両学科とも8方式

独自試験の方式は両学科共通ですが、共テの必須科目や配点は学科別に確認します。大学全体にある前期2教科型、中期3教科型、探究問題・共テ併用型、情報問題・共テ併用型は、環境学部の対象方式として数えません。

方式環境学部の判定方法対策を組む際の注意
一般選抜・前期3教科型英語100+選択2教科各100=300点日によって選択教科の時限配置が異なる。両学科ともスタイルB
一般選抜・中期2教科型数学または国語100+英語100=200点環境学部では独自理科を使わない。英語外部試験利用可
一般選抜・後期2教科型数学または国語100+本学英語100=200点各70分。英語外部試験利用不可
共テ利用・前期3教科型学科別の必須1教科200+高得点2教科各200=600点創生は数学、経営は英語が必須
共テ利用・前期5教科基準点型指定5教科800点、基準550点創生は理系重点、経営は文系重点
共テ利用・前期6教科基準点型指定5教科+情報、900点、基準620点5教科型に情報100点を追加。全指定教科を確認
一般選抜・後期小論文・共テ併用型共テ600+小論文140+調査書10=750点共テ必須教科は創生が数学、経営が英語
共テ利用・後期6教科型学科別の重点配点で900点前期の550/620点を合格条件として使わない

前期独自の募集人員は各学科37名、中期は各10名、後期2教科型は各3名です。共テ前期の各学科12名は3教科型・5教科基準点型・6教科基準点型の合計で、各方式が12名ずつという意味ではありません。小論文併用型の公式表では環境学部2名の募集枠が2学科にまたがって示されており、各学科2名ずつとは数えません。

独自前期は、受験日と選択教科の組み合わせを合わせる

前期は2027年2月1日(月)・2日(火)・3日(水)の試験日自由選択制です。理科・数学・英語で受けるなら3日とも同じ組み合わせを使えます。数学と国語を両方使いたい場合などは、時限配置を確認する必要があります。

試験日1時限・90分2時限・90分3時限・80分
2月1日(月)・2日(火)理科または地理歴史数学または国語英語
2月3日(水)理科または国語数学または地理歴史英語

各時限で指定された1教科を解答します。地理歴史は世界史または日本史です。2月3日は1時限の理科と2時限の地理歴史の組み合わせでは受験できません。一方、国語・数学・英語の組み合わせは2月3日に使えます。1・2日の同じ時限内にある教科を2つとも受けることはできません。

詳細は公式前期案内のスタイルBで確認します。両学科への併願は、両方の指定教科を満たして出願する必要があります。「環境学部で一度出願すれば自動的に2学科判定」とは考えないでください。

数学は記述式、英語はマーク式・記述式併用です。理科の前期は物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物が対象で、マーク式と記述式を含みます。前期の理科は90分です。参考記事にある旧年度や他時期の80分を、2027年度の環境学部前期へ流用しないようにします。

中期・後期は、数学または国語と英語の2教科に切り替わる

中期は2027年2月20日(土)です。環境学部は2・3時限の受験となり、数学または国語が90分、英語が80分です。理工系の別学部にある中期3教科型の理科を、環境学部にも必要だと解釈しないでください。

後期は2027年3月4日(木)で、数学または国語と英語がそれぞれ70分です。英語は本学試験で受け、外部試験のみなし得点は使えません。前期に理科が得意だった人も、中期・後期を加えるなら、2教科での得点見込みを過去問で確認します。

共テは、数学と理科の「採用する得点」が学科で変わる

環境創生は共テ数学必須、環境経営システムは共テ英語必須で、前期3教科の選択と5・6教科の重点配点が異なることを示す図

前期3教科型:創生は数学+高2、経営は英語+高2

環境創生は、数学①「数学Ⅰ、数学A」と数学②「数学Ⅱ、数学B、数学C」を両方受験し、合計200点を必須教科の得点にします。数学Ⅰだけの受験では、この指定を満たしません。残りは国語・地歴公民・理科・英語・情報から換算後の高得点2教科を採用します。理科が必須ではない点は、独自前期を理科・数学・英語で受ける場合と区別してください。

環境経営システムは英語が必須です。英語のリーディング・リスニングを大学の配点に換算して200点とし、国語・地歴公民・数学・理科・情報から高得点2教科を採用します。数学を選択に使う場合は、指定された数学①の1科目または数学②を使い、両グループを受けた場合は高得点グループを採用します。創生のように数学①②の素点を足す計算ではありません。

教科環境創生の採用・換算環境経営システムの採用・換算
数学IAとIIBCの合計200点。前3では必須数学Ⅰ・IA・IIBCの指定1科目。①②受験時は高得点グループ。前3では100点を2倍
理科発展科目の物理・化学・生物・地学。2科目受験時は高得点科目を2倍。基礎科目は対象外指定の基礎科目枠も利用可。理科2科目受験時は第1解答科目。前3では100点を2倍
英語Rの100点を140点、Lの100点を60点に換算して合計200点同じ換算。前3では必須
国語近代以降の文章110点を100点へ換算し、前3ではさらに2倍同じ換算
地歴公民指定1科目。2科目受験時は第1解答科目。前3では100点を2倍同じ採用・換算
情報情報Ⅰの100点を前3では2倍同じ換算

英語はR×1.4+L×0.6です。受験上の配慮でリスニングを免除された人はRを2倍して200点にします。RとL、数学①と②、理科の2科目を、それぞれ「2教科」と数えて3教科型の不足を埋めることはできません。

この表の「前3では2倍」は、前期3教科型および同じ共テ3教科配点を使う小論文併用型の説明です。5・6教科型に国語・地歴公民・数学・情報の2倍換算をそのまま持ち込まないでください。詳しくは公式共テ前期3教科型の学科別表・配点表を確認します。

同じ成績でも、学科別の換算をすると採用教科が変わる

以下は、必要な教科・科目を受験したという前提の仮想得点です。共テの実施結果や合格最低点ではありません。理科は第1解答科目が物理、第2解答科目が化学という設定にします。

仮想の共テ成績環境創生の前3換算環境経営システムの前3換算
数学IA62、IIBC78必須数学140高得点のIIBC78×2=156
理科:第1の物理55、第2の化学85高得点の化学85×2=170第1の物理55×2=110
英語R80、L7580×1.4+75×0.6=157必須英語157
国語の近代以降88/11088÷110×100×2=160160
地歴公民の採用科目70140140
情報Ⅰ90180180

創生は必須数学140点に、選択教科のうち情報180点と理科170点を加え、490点/600点です。経営は必須英語157点に、情報180点と国語160点を加え、497点/600点です。経営では化学85点を採用することも、数学62+78=140点をそのまま必須得点にすることもできません。

教科選択を検討するときは、模試の総得点から先に結論を出さず、「学科」「方式」「指定科目」「採用順」「換算」の順に表を作ります。前3で使われなかった科目も、5・6教科型では指定されるため、不要と判断して学習を止めないようにします。

前期5・6教科基準点型:両学科とも550/620点だが内訳は違う

環境創生の前期5教科型は、数学・理科・英語が各200点、国語・地歴公民が各100点で800点満点です。環境経営システムは、国語・地歴公民・英語が各200点、数学・理科が各100点で800点満点です。6教科型は、いずれも情報Ⅰ100点を追加して900点満点になります。

両学科の基準は5教科550点、6教科620点です。大学は指定科目を受験し、定められた出願条件を満たしたうえで基準点以上を合格とする制度として案内しています。一般的な模試の「合格目安」とは違い、公式の方式に定められた基準です。指定教科の欠落、出願期限超過、換算方法の誤りがあれば、単なる素点合計が基準を超えても制度を正しく利用できません。

上の仮想得点を使うと、次のように計算できます。

  • 環境創生・5教科:数学140+理科170+英語157+国語80+地歴公民70=617点。
  • 環境経営システム・5教科:国語160+地歴公民140+英語157+数学78+理科55=590点。
  • 6教科は情報90点を足し、創生707点、経営680点です。

この例では両学科ともそれぞれの基準を上回ります。経営は、理科の高得点85を使わず第1の55を採用し、数学も2科目合計ではなく78点を使っています。また、情報は前3の180点ではなく90点です。採用方法と倍率を一緒に確認することで、二重計上を防げます。

共テ利用前期の出願登録締切は2027年1月15日(金)17時で、共テ本番の1月16・17日より前です。自己採点を見てから前期5・6教科基準点型へ出願することはできません。秋の模試段階で指定科目の受験予定と配点を確認し、5教科型・6教科型を出願候補にするか判断します。後期6教科型は自己採点後に検討できる時期ですが、前期の基準点による合格制度ではありません。

数学は、数学Ⅱの関数・面積と幅広い小問の記述を仕上げる

2026年度原本では、前期・中期は小問集合+大問の2題

2026年度の環境学部向け数学を前期3日分・中期・後期で確認しました。前期・中期は100点・90分で、大問2題、うち第1問が8つの小問を含む集合問題です。空欄を埋める設問でも、原本には計算過程を解答用紙へ示す指示があります。空欄形式だからマーク式だと判断しないでください。

小問には、進数、命題、式の計算、複素数と方程式、三角関数、指数・対数、確率、数列、平面・空間ベクトルなどが出ています。大問は、三次関数のグラフと共有点、二次関数・直線の関係、面積や領域など、数学Ⅱの関数・図形を連続して処理する内容が確認できます。Kei-Netの大学提供「数学Ⅱ・C」2026年度分析・2027年度助言も、幅広い基礎事項と数学Ⅱ、数列・ベクトルの練習を挙げています。

後期の2026年度原本は100点・70分、大問2題で、マーク式小問と計算過程を示す記述式大問を含みます。大問では円と接線、領域の図示・面積が出ていました。前期の90分・全記述の練習だけで後期の形式にも対応できたとせず、後期の原本を使って70分で確認します。これらは2026年度の分析で、2027年度の大問数や題材を確約するものではありません。

数学Ⅲを含まないことと、微分・積分を使わないことは違う

数学Ⅱの多項式の微分・積分は範囲に含まれます。増減、最大・最小、グラフの共有点、面積まで結びつけて学習してください。数学Cはベクトルが指定されています。理工学部向けの平面上の曲線・複素数平面の対策を、環境学部の指定範囲だと広げる必要はありません。

一方、数学Ⅱの「複素数と方程式」は範囲内です。「複素数平面が対象外だから複素数の計算も不要」と取り違えないようにします。数学Aや数列を後回しにして微積分だけを仕上げる方法も、小問集合には対応しにくくなります。

自作例1:三次関数の増減から、共有点の数と面積までつなぐ

関数を f(x)=x³−3x とします。水平線y=cとの共有点の個数を考え、さらにx軸と曲線で囲まれる部分の面積を求める、という基礎確認の自作例です。

まず f'(x)=3x²−3=3(x−1)(x+1) なので、x<−1で増加、−1<x<1で減少、x>1で増加します。極大値はf(−1)=2、極小値はf(1)=−2です。グラフの両端も確認すると、異なる共有点の個数は次のようになります。

  • −2<c<2なら3個。
  • c=−2または2なら2個。接する点を重複して数えません。
  • c<−2またはc>2なら1個。

「増減表を作った」で止めず、どの値を境に共有点の数が変わるかまで説明します。重解の扱いも、実際の共有点の個数と区別する必要があります。

面積では、x軸との交点を x(x²−3)=0 から−√3、0、√3と求めます。0<x<√3では曲線がx軸の下にあるため、その区間の面積は次の計算です。

∫₀^√3 (0 − f(x)) dx
=∫₀^√3 (3x − x³) dx
=[(3/2)x² − x⁴/4]₀^√3
=9/4

左側も対称な面積なので、囲まれた2部分の合計は 9/2 です。−√3から√3までf(x)をそのまま積分すると0になりますが、それは符号付きの積分で、面積の合計ではありません。交点→上下関係→区間→上の関数から下の関数を引くという手順を答案に残します。

自作例2:対数方程式は定義域を先に書く

log₂(x−1)+log₂(5−x)=1 を解きます。対数の中が正でなければならないため、最初に 1<x<5 と書きます。その範囲内で対数をまとめると、次のようになります。

log₂{(x−1)(5−x)}=1
(x−1)(5−x)=2
x²−6x+7=0
x=3±√2

どちらも1<x<5を満たすため、両方が解です。公式を使って二次方程式まで解けても、定義域が抜けた答案では「変形が有効な範囲」が示せません。指数・対数の小問は、解を元の条件へ戻す習慣を付けます。

自作例3:最短経路は、全体と指定点を通る場合を分ける

格子状の道で、原点から東へ4区画、北へ3区画進んだ地点まで最短で移動するとします。すべての最短経路を等確率で選ぶとき、途中の地点P(東2、北1)を通る確率を求める自作例です。

全体は7回の移動のうち北へ進む3回を選ぶので、7C3=35通りです。Pまでは東2・北1の3回で3C1=3通り、Pから終点までは東2・北2の4回で4C2=6通りあります。したがってPを通るのは3×6=18通り、確率は 18/35 です。

Pまでの道順だけを数えたり、Pの前後の通り数を足したりしないことが重要です。また、「交差点ごとに東・北を同確率で選ぶ」という別の試行では、端の扱いによって経路の確率が変わり得ます。問題が定めた等確率の対象を確認して数えます。

90分の演習では、小問8つを含むことを時間配分へ反映する

最初の過去問演習では、全体確認5分、小問集合40分、大問35分、見直し10分を出発点にできます。これは編集部の練習案で、大学が定めた配分ではありません。「2大問だから45分ずつ」ではなく、小問の数と自分の失点内容で調整します。

復習では「公式を知らない」「条件を落とした」「計算を誤った」「図から区間を読み違えた」「途中式が不足した」を分けます。解説を見た翌日だけでなく、数日後にも何も見ずに答案を作り、方法を選ぶ理由まで再現できるか確認します。

前期の理科は、問題群の指定と1科目を通して解く力を確認する

2026年度の9題は、任意の3題を自由に混ぜるだけではない

大学の前期案内では物理・化学・生物の計9題から3題と説明されていますが、2026年度の実際の問題冊子には第1~6問から2題、第7~9問から1題という群指定があります。マークする解答問題数を3題より多くした場合は0点にする指示もあります。概要の「3題」を読んだだけで終えず、本番冊子の選択規則を確認してください。

2026年度前期の科目別配置前半群から選ぶ2題後半群から選ぶ1題
物理を通して解く場合第1・2問第7問
化学を通して解く場合第3・4問第8問
生物を通して解く場合第5・6問第9問

これは2026年度原本の配置です。2027年度も番号が同じとは断定せず、当日の指示を優先します。複数科目の問題を組み合わせるとしても、指定群・解答数の条件を満たす必要があります。準備はまず1科目の基礎から記述まで通して解ける状態を作り、問題選択に長い時間を費やさないことを目指します。

環境学部の中期・後期2教科型には独自理科がありません。理科の中期・後期冊子は、他学部で理科を使う場合の資料です。環境学部へ併願するつもりで、その冊子を環境学部の必須科目として組み込まないでください。

物理:効率の計算で、入力と有効な仕事を区別する

物理の準備では、力学・電磁気・波動・熱・原子の基本事項を広く整理します。環境分野に関心があるからといって熱だけに絞るのではなく、力の向き、エネルギー、単位、実験条件を説明する力を作ります。原本では、基本事項を処理するマーク問題と、式や根拠を扱う記述問題の両方を確認できます。

自作例として、ポンプが60秒間で水100kgを3.0m上へ運び、電気の入力電力が一定の100Wだったとします。重力加速度は9.8m/s²とし、水は運ぶ前後で同じ速さ、ほかの有効仕事はないという単純化を置きます。

水の位置エネルギー増加=mgh
=100×9.8×3.0=2,940 J
入力電力量=Pt=100×60=6,000 J
効率=2,940/6,000=0.49=49%

平均の有効な仕事率は2,940÷60=49Wです。「100Wのポンプだから水に100W分すべて伝わった」とは言えません。このモデルで有効仕事に入らない3,060Jは損失等に対応しますが、その内訳までは与えられていません。配管の損失や水の速度変化を扱う設問なら、追加の条件を読んで式を修正します。

答案では、入力電力量と水の位置エネルギーを別に書き、効率の分母が入力であることを示します。kW・W、分・秒の換算を先にそろえる練習も、失点を減らす方法です。

化学:測定値に希釈倍率を戻し、反応の量的関係を示す

化学は、理論・無機・有機・高分子をつなげて学びます。物質量、結晶、酸化還元、電気分解、構造や性質などを、「環境に関する語句を知っている」だけで済ませないことが大切です。反応式から、どの物質の何molが対応するかを示します。

次は未知濃度の塩酸を使う理想化した中和滴定の計算例です。実際の河川水の分析法や大学の出題ではありません。元の塩酸を正確に5倍へ希釈し、その希釈液25.0mLの中和に0.100mol/LのNaOH水溶液10.0mLを要したとします。塩酸以外の酸・塩基の影響はなく、終点は中和点に一致すると仮定します。

反応は HCl+NaOH→NaCl+H₂O で、物質量比は1:1です。

NaOHの物質量=0.100×0.0100=0.00100 mol
希釈液25.0mL中のHCl=0.00100 mol
希釈液の濃度=0.00100/0.0250=0.0400 mol/L
元の塩酸の濃度=0.0400×5=0.200 mol/L

よくある誤りは、mLのまま濃度へ代入する、塩酸と水酸化ナトリウムの体積だけを比較する、希釈した液の濃度を元の濃度として答える、の3つです。問題文の操作を「元の液→希釈液→採取した液」の順に図へ整理すると、5倍を掛ける場所を確認できます。

二価の酸や多段階の反応では1:1の式を使い回せません。毎回、反応式とmolの対応を先に確かめます。実験の考察問題では、計算結果に加えて、何を一定にし、どんな誤差や条件が結論に影響するかを説明する練習も必要です。

生物:個体数の推定は、計算と成立条件をセットにする

生物は、生態系の用語だけに絞らず、細胞、代謝、遺伝子、体内環境、進化などを学びます。前期原本には基本事項の確認と、資料・実験を読んで考える記述問題があります。「生物なら計算はいらない」とせず、比率、グラフ、条件比較を自分の言葉で説明してください。

標識再捕法の基礎を確認する自作例です。ある閉鎖集団から40個体を捕獲して標識を付けて放し、十分に混ざったあとで50個体を再捕獲したところ、10個体に標識がありました。標識が脱落せず、標識の有無で捕まりやすさが変わらず、その間に出生・死亡・移出入の影響がないと仮定します。

標識個体の割合を再捕獲標本が反映すると考え、集団の個体数をNとして、40/N≒10/50 と置きます。したがって N≒200個体 です。これは比例に基づく推定値で、実際の個体数が正確に200だと確定したわけではありません。

もし標識によって捕まりにくくなれば、再捕獲された標識個体の割合は小さくなりやすく、この式によるNは大きく推定されやすくなります。「標識再捕法」とだけ答えるのではなく、均等な捕獲可能性という前提と、前提が崩れたときの方向まで説明できると、実験考察の練習になります。

別の実験を復習するときも、比較群・対照群、操作した条件、測った量、結論を順番に書きます。条件がそろっていないデータから、特定の要因の効果だと断定しない姿勢は、生物の答案にも学科の学びにも重要です。

英語は、長文の根拠・語群・図表・整序を時間内に処理する

2026年度の形式を基準に、和訳だけに偏らない練習をする

2026年度の共有英語問題と大学提供の分析では、大問5題を確認できます。長文を読んだ日本語での説明、語群からの補充、図表、会話、語句整序など、読むだけでなく設問の条件へ対応する処理が必要です。語群には1つの語を一度だけ使う指示がある設問もあり、単文で自然な語を入れて終えると、後の空欄と競合する場合があります。

大学提供の英語分析は、2025年度から整序が英文内の空所に文を補う形式になった点を示しています。古い参考記事の日本語会話整序を、現在の形式として固定しないでください。前期・中期は80分、後期は70分で練習します。2027年度も同じ大問構成とは断定せず、本番の指示を読む力を作ります。

自作英文:製品1個当たりの電力と工場全体の電力を区別する

以下は読解と図表の基礎確認のための自作英文です。大学の実際の題材ではありません。

A factory used 12,000 kWh of electricity to produce 6,000 units in Year A. In Year B, it produced 9,000 units and used 13,500 kWh. Although electricity use per unit fell, total electricity use increased. The two measures answer different questions. The first describes the electricity needed for each unit, while the second shows the factory's overall electricity use. A report should identify which measure it is comparing before calling the change an improvement.

Year Aの製品1個当たりは12,000÷6,000=2kWh、Year Bは13,500÷9,000=1.5kWhです。1個当たりでは (2−1.5)÷2=25%減 ですが、全体では (13,500−12,000)÷12,000=12.5%増 です。

Althoughが対比しているのは、1個当たりの値の低下と、全体の値の増加です。「効率がよくなったので総電力も減った」という説明は本文と一致しません。the firstは1個当たり、the secondは全体の指標を指します。日本語の説明問題では、この指示関係を明示すると論点が抜けにくくなります。

さらに、この英文だけでは発電の排出係数や原料・輸送の環境負荷は分かりません。「二酸化炭素排出量も25%減った」「製品の全生涯で環境負荷が下がった」とまで広げることはできません。本文の数字から言えることと、追加の情報が必要なことを分ける練習をしてください。

読み直しは、設問を解く根拠まで説明する

長文の復習では、主語・述語・修飾関係を確認し、指示語の中身、逆接、原因と結果のつながりを整理します。選択肢は「本文と似た単語がある」だけで選ばず、対象、範囲、程度、因果関係が本文と一致するかを確かめます。

整序では、主節の骨格、動詞の目的語、修飾句の位置を決め、完成文を空所の前後へ戻して確認します。図表では、単位、分母、比較期間を先に読みます。語群は最後に使用済みの語を照合し、重複使用や未使用のための無理な修正を防ぎます。

80分の初回練習は、全体確認5分、長文・図表の処理45分、残る語群・会話・整序など20分、見直し10分を一案にできます。ただし、冊子の配置や自分の所要時間に合わせて調整する練習案です。後期では、70分の原本を使って解答・転記・見直しまでの配分を作り直します。

英語外部試験は前期・中期の補助になるが、登録と有効期間を確認する

両学科とも、独自前期・中期で英語外部試験の「みなし得点」を使えます。外部資格がなければ本学英語で受験できるため、全受験者の出願必須条件ではありません。後期2教科型には使えません。共テ英語を外部スコアへ置き換える説明でもありません。

英検の場合は準2級以上の4技能受験が条件で、合否にかかわらずCSEスコアに応じてみなし得点を付けます。大学公式換算表では、次の基準が示されています。

英検CSEスコアの基準本学英語100点に対するみなし得点
2304以上90点
2142以上70点
1980以上60点
1855以上50点

たとえばCSE2142は70点の基準で、2304の90点には届いていません。「資格の級に合格したから90点」と読み替えないようにします。ほかの外部試験は、それぞれの公式換算表と条件を確認してください。

有効な受験時期は、英検とCambridge Englishが2024年4月以降、その他の指定試験が2025年2月以降です。英検・GTEC・TEAPでは大学のスコア照会により証明書提出が不要とされていますが、出願時の利用登録は必要です。証明書が不要なことと、自動的に外部利用されることは同じではありません。

外部得点を利用し、本学英語も受験した場合は高い方を使えます。前期では試験日等の調整のためにみなし得点も平準化され、中期では英語外部試験のみなし得点の平準化を行いません。ただし、中期の選択教科は必要に応じて得点調整があります。前期の換算70点を、最終判定でも必ず70点固定になると解釈しないことが重要です。

既に条件を満たすスコアがあるなら、登録して試験の選択肢にできます。新たに取得する場合は、受験日、有効期間、結果判明と登録の時期、準備負担を確認し、数学・理科・本学英語の失点改善と比較して計画を決めます。

後期小論文・共テ併用型は、訂正済みの学科別表で確認する

この方式は共テ3教科600点、小論文140点、調査書10点の計750点です。共テ部分は、環境創生が数学必須+高得点2教科、環境経営システムが英語必須+高得点2教科です。理工・建築の数学・理科必須という説明を、環境学部へ広げないでください。

大学はこの案内について2026年8月21日に更新を告知しています。本記事は更新案内と訂正済みPDFを確認しています。調査書は「全体の学習成績の状況」を2倍し、端数を切り上げます。たとえば3.7なら、3.7×2=7.4を切り上げて8点です。

小論文は2027年3月4日(木)14時20分~15時40分の80分、試験場は世田谷キャンパスです。同日の後期2教科型の試験後に行われ、大学は両方の受験も可能としています。それぞれの指定科目を受験し、出願手続きを行う必要があります。

小論文は資料を読んで内容を把握し、論述する試験です。共テの自己採点だけで出願効果を決めず、80分の読解・論述に必要な準備も見積もります。小論文はEdurouteの指導対象外です。本記事では配点・日時・対象を整理するにとどめ、数理英の専門指導と同じ扱いで案内しません。

日程・検定料・入学手続は、2学科への併願と一緒に管理する

出願登録締切と、書類・支払いの期限を分ける

以下は2027年度の大学公式カレンダー・方式別案内に基づきます。表の締切は出願登録の時刻で、納入・書類の条件も別に確認します。共テ本番は2027年1月16日(土)・17日(日)です。

方式出願登録の締切・17時試験日/判定に使う試験合格発表
共テ利用前期3・5・61月15日(金)1月16・17日の共テ2月12日(金)
独自前期31月21日(木)2月1日(月)・2日(火)・3日(水)から選択2月12日(金)
独自中期22月13日(土)2月20日(土)2月25日(木)
独自後期22月26日(金)3月4日(木)3月10日(水)
後期小論文・共テ併用2月26日(金)共テ+3月4日(木)の小論文3月10日(水)
共テ利用後期63月10日(水)1月16・17日の共テ3月18日(木)

共テ利用後期は2月5日(金)9時から、表のそれ以外の方式は1月5日(火)9時から出願登録開始です。出願書類の準備、外部試験利用、併願学科を先に整理しておくと、締切前の入力だけで条件を確認する状況を避けられます。

公式の出願ガイダンスでは、検定料納入は登録日を含め4日以内、郵送書類は登録日を含め4日以内の消印有効とされています。最終日がこの期間内に来る場合、納入は出願最終日を超えられず、郵送も最終日の消印が期限です。「登録後はいつでも4日ある」と考えず、最終要項・出願画面の指定と合わせて確認してください。

横浜キャンパスで学ぶことと、試験を横浜で受けることは違う

環境学部の就学地は横浜キャンパスです。一方、独自試験の本学会場は世田谷キャンパスです。前期は2月1・2日に全国20学外試験場があり、2月3日は世田谷です。中期は世田谷と全国14学外試験場、後期2教科型・小論文は世田谷です。学外会場は収容状況等で本学会場へ変更される場合があるため、受験票の指定を確認します。

オープンキャンパスで訪れた横浜への経路を、そのまま入試日の経路として保存しないようにしてください。受験票の会場、集合時刻、同日の他大学との移動、宿泊が必要かを出願候補と並べて管理します。

検定料は、独自試験と共テ利用の割引を混同しない

一般選抜は1出願35,000円、2出願目以降は1出願追加につき18,000円です。前期の同じ試験日に両学科へ出願すると、35,000+18,000=53,000円になります。さらに中期で1学科を追加するなら、合計は71,000円です。いずれも指定教科を満たす前提で、試験日の受験1回と学科への出願件数を区別します。

共テ利用前期は1出願18,000円、2~4出願の合計は24,000円という別の割引があります。両学科の前期3教科型に1件ずつ出願する2件なら24,000円です。また、両学科に5教科型と6教科型をそれぞれ出願する4件も、公式の前期併願割引の枠では24,000円です。2学科で3・5・6の全方式へ出願すると6件になるため、4件までの料金だと数えないでください。

料金例は公式検定料・併願割引案内に基づく検定料のみの計算で、交通・宿泊等を含みません。出願件数を増やす前に、学科で学ぶ内容、使える科目、追加試験への準備、費用と手続期限を確認します。

延納は、入学金も自動的に後払いになる制度ではない

合格した方式通常の入学手続期限所定申請による最終手続延納の区分
独自前期・共テ利用前期2月18日(木)私立大併願は3月2日(火)、国公立前期は3月11日(木)、国公立中後期は3月24日(水)
独自中期3月2日(火)国公立前期は3月11日(木)、国公立中後期は3月24日(水)
独自後期・小論文併用3月14日(日)国公立中後期は3月24日(水)
共テ利用後期63月24日(水)延納制度なし

延納には、通常の手続期限までに入学金を納め、延納申請をするなどの条件があります。延ばせるのは大学が案内する最終手続の範囲で、入学金を含むすべての支払いを自動的に延期するものではありません。併願先の合格発表と都市大の通常期限・延納条件を分けて書き、家計の支払い予定も確認してください。

2026年度の倍率・最低点は、延べ人数と得点調整を踏まえて読む

大学公式の前期志願・合格状況から、2学科の2025・2026年度を確認しました。以下は一般選抜・前期の過年度結果です。2027年度の倍率や予想最低点ではありません。試験日自由選択制の3日間を含む延べ人数で、個人が合格する確率を示す表でもありません。

学科・年度志願者数受験者数合格者数実質倍率
環境創生・20263863761163.2倍
環境創生・20254164041253.2倍
環境経営システム・20263203111013.1倍
環境経営システム・20253413291093.0倍

実質倍率は受験者数÷合格者数です。たとえば376÷116≒3.24なので、公式表の表示は3.2倍です。志願者数を分子にする計算と混ぜないでください。

学科2026年度の合格者最低得点2025年度の合格者最低得点
環境創生176.76点174.70点
環境経営システム170.86点169.74点

最低得点は公式が示す平準化後の得点で、素点ではありません。自分の過去問の素点を直接並べて「176.76点を取れば2027年度も合格」とは判断できません。また、公式表の募集人員には注記があるため、前期結果の人数を2027年度独自前期の募集枠にそのまま加算しません。

勉強の判断には、同じ採点基準で複数回の過去問を解き、「英語の説明で根拠が抜ける」「数学の対数条件を落とす」「理科の記述に単位がない」などの失点を記録します。合計点だけでなく、再現できる得点と失点の原因を確かめることが次の学習につながります。

10月以降は、使う方式に合わせて1週間の準備を組む

数学・理科・英語で前期を受ける場合

次の例は、2026年10月から前期を目指す人の学習計画を作るための案です。学校・既習範囲・併願校に合わせて量を変えてください。全員に同じ時間数や教材周回を課す合格条件ではありません。

日主な学習終了時に確かめること
月数学:対数・三角関数等の小問、英語:段落と指示語定義域と条件、本文の根拠を説明できるか
火理科:基礎問題と記述、共テの指定科目確認単位・反応比・実験条件のどこで失点したか
水数学:関数のグラフと面積、英語:整序・語群交点・上下関係、語群の使用回数を確認したか
木理科:資料・実験の考察、英語:図表操作条件と測定量、分母・比較期間を区別したか
金月~木の誤答を解答なしで再演習解説を覚えただけでなく、途中式や根拠を再現できるか
土過去問を1教科、制限時間で実施転記・計算過程・見直しまで時間内に終えたか
日採点と失点分類、翌週・共テ出願候補の調整不足単元と方式の指定科目を一覧にしたか

90分・80分での演習は、解いている途中に資料を開かず行います。採点後に原本の選択指示や記述条件も読み返し、点を失った原因を次の週の単元練習へ戻します。既習内容が十分なら、週末に数学・理科・英語の連続演習を加えて、集中力と時間の配分を確認できます。

国語選択や共テ中心の場合も、英語と必須科目を残す

独自前期で国語を選ぶ場合は、試験日の時限配置に合う組み合わせを確認します。国語・地歴公民の詳しい指導は本記事の範囲外です。数学・理科を使う併願校があるなら、環境学部で選択しないという理由だけでその学習を止めないようにします。

共テ中心なら、創生の数学IA・IIBC、経営の必須英語を最初に確認します。5・6教科型を候補にする場合は、前3で採用されそうな得意3教科だけを伸ばす計画では足りません。模試を学科別に換算し、全指定教科がそろうか、基準からどの教科で離れているかを見ます。

生物を軸に受ける人は、前期の生物と数学・英語、共テの学科別の理科採用を並べます。中期・後期を加えるなら独自理科はないため、数学または国語と英語の2教科で試算します。「理科が強いから後期も同じ配点で有利」とは考えず、実際の科目構成へ戻ることが大切です。

保護者と確認するのは、学科・期限・追加負担の3点

志望理由は、「環境」という言葉だけでなく、どんな問題をどんな方法で学びたいかまで話せると比較しやすくなります。自然・都市の現場調査に関心があるのか、企業・政策・社会の仕組みを考えたいのかを、公式紹介と一緒に確認してください。

出願の相談では、共テ前期の1月15日締切、独自試験の会場、外部試験の登録、検定料と入学手続期限を1枚の予定表に置きます。出願数を増やすことだけを目標にせず、新たな科目・小論文・移動・費用が必要か、既存の数学・理科・英語の準備で対応できるかを確認します。

同じ東京都市大学の理系分野を比較する場合は、理工学部の一般選抜対策、建築都市デザイン学部の一般選抜対策、情報工学部の一般選抜対策も参考になります。学びの近さだけでなく、数学Ⅲの有無、共テ必須教科、独自理科を使う時期を学部ごとに確認してください。

よくある質問

環境学部の一般選抜に数学Ⅲは必要ですか?

2027年度の環境学部の独自数学は数学Ⅰ・Ⅱ・A、Bの数列、Cのベクトルで、数学Ⅲは含まれません。ただし数学Ⅱの微分・積分は範囲内です。併願校が数学Ⅲを課す場合は、その対策も別に必要です。

共テ前期3教科型では、両学科とも数学が必須ですか?

環境創生は数学IA・IIBCの合計200点が必須です。環境経営システムは英語が必須で、数学は選択教科に含まれます。後者では指定数学1科目を使い、①②を受験した場合は高得点グループを採用します。

共テ理科を2科目受ければ、どちらも高い方を使えますか?

使い方が異なります。環境創生は発展科目の高得点科目を採用します。環境経営システムは第1解答科目で判定します。後者は指定された基礎科目枠も利用可能です。学科別の科目表で確認してください。

生物を選んで環境学部を受験できますか?

独自前期の理科は生物基礎・生物を含み、2026年度原本には生物の3題で指定群を満たす配置があります。共テでも学科別の指定に従って生物を使えます。一方、環境学部の独自中期・後期2教科型には理科がありません。

英検がなくても出願できますか?

外部試験利用は必須ではなく、本学英語で受験できます。使う場合は4技能・スコア・受験時期・出願登録の条件を満たしてください。後期2教科型では外部のみなし得点を使えません。

共テ後の自己採点を見て、5・6教科基準点型へ出願できますか?

前期の出願登録締切は2027年1月15日17時で、共テ本番より前です。自己採点後に出願できる後期6教科型は、前期の基準点制度とは別です。締切前に受験予定科目と換算方法を確認します。

試験は、学部のある横浜キャンパスで受けますか?

就学地は横浜ですが、独自試験の本学会場は世田谷です。前期1・2日と中期には学外試験場もあります。最終的な試験会場は受験票で確認してください。

参考資料

確認日:2026年10月6日。2027年度の制度、2026年度の出題分析、2025・2026年度の結果を区別して使用しました。最終入学試験要項・訂正情報・出願画面の指定を、出願時に大学公式で確認してください。

関連記事