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東京都市大学・デザイン・データ科学部の一般選抜対策|科目・共テ換算・数学英語の勉強法

東京都市大学デザイン・データ科学部の2027年度一般選抜9方式を公式資料で整理。前期3教科、中後期2教科、共テ550・620点、情報併用の数学と英語必須、留学費用の確認点、2026過去問と自作例による数学・理科・英語対策を解説します。

公開日 読了目安 約52分執筆:Eduroute編集部
東京都市大学デザイン・データ科学部の分析とデザインの学び、独自前期3教科と情報併用の必須科目を示す図

最初に確認したいのは、同じ学科でも方式によって数学の扱いが変わること

東京都市大学デザイン・データ科学部を受験するなら、「データ科学だからすべて数学必須」「デザインだから実技の準備が必要」と考える前に、一般選抜の方式を確認してください。

対象はデザイン・データ科学科の1学科です。2027年度の一般選抜・前期は3教科型で、英語と、指定された時限の選択2教科を受験します。中期・後期の独自試験は数学または国語と英語の2教科型です。独自試験で数学を使う場合、数学Ⅲは範囲に含まれません。

一方、前期の情報問題・共テ併用型では、共通テストの「数学Ⅰ、数学A」と「数学Ⅱ、数学B、数学C」の両方、および英語が必須です。独自の情報Ⅰ・Ⅱと組み合わせて判定します。共テ利用の前期3教科型では英語が必須で、残る2教科は対象の高得点教科を採用します。同じ学科でも、数学を選択として使う経路と、数学2科目を必須とする経路があります。

この記事は一般選抜・共通テスト利用入試に限定します。総合型選抜や学校推薦型選抜の課題レポート、面接、プレゼンテーション等を、一般選抜の共通の必要準備として説明するものではありません。小論文・共テ併用型は別の一般選抜方式として整理します。

入試制度・日程は2027年度の大学公式案内、問題形式の分析は2026年度の公式問題、志願・合格状況は2025・2026年度の公表結果に基づきます。確認日は2026年10月6日です。大学の出願案内では、2027年度一般選抜・共通テスト利用入試の最終要項は確認時点で11月掲載予定です。出願前には、公開された最新要項・訂正情報で、対象科目、書類、資格の有効期限、手続を最終確認してください。

数学・理科・英語の学習例や換算例は、Eduroute編集部が作成した説明用の例です。大学の実際の問題を転載したものでも、特定の得点で合格を予測するものでもありません。

デザイン・データ科学部は、数値を読み、利用者を理解し、解決策を検証する学部

学科・キャンパスと、似た名前の組織を分ける

デザイン・データ科学部デザイン・データ科学科は、2023年4月に開設された学部・学科で、横浜キャンパスで学びます。大学公式の2026年度学修要覧では、データ科学、ユーザーエクスペリエンスデザイン、ソーシャルシステムデザインの科目群を配置しています。

「データを分析する」だけでなく、数値化しにくい利用者の言葉・行動も扱い、製品、仕組み、サービスの提案と検証に結びつけることが学びの特徴です。数字が大きいほどよい、見た目が美しければよい、という判断で完結する学部ではありません。

学びの軸公式資料で示される内容高校生が確かめたい関心
データ科学数学・情報工学を基盤に、数理統計、データ処理、分析数値の計算だけでなく、何を測ったデータか考えたいか
ユーザーエクスペリエンスデザインデザイン思考、機能・インターフェース、試作、空間や感性利用者が何に困るかを観察し、使いやすさを改善したいか
ソーシャルシステムデザイン経営・社会の仕組み、運営管理、サービス個々の製品だけでなく、提供する仕組みを考えたいか
外国語・国際教養と実践海外留学、COOPプログラム、キャップストーンプロジェクト異なる立場の人に説明し、チームで検証したいか

2026年度教育課程表には、データサイエンス数学、統計学基礎、統計データ解析演習、プログラミング基礎演習、量的・質的ユーザー調査などが掲載されています。この表は入試の出題範囲表ではなく、入学後の学びを理解するための資料です。各科目を全員必修と決めつけたり、2027年度の履修配置がすべて同じと保証したりせず、入学年度の学修要覧を確認します。

COOPプログラムは大学での授業と企業等の現場での実践を結ぶ学修、キャップストーンプロジェクトは課題の背景を調べ、解決策の実現性・有効性をチームで検証する学びです。一般的な研究室配属・卒業研究の説明を他学部からそのまま移すと、この学部の教育を取り違えます。

名前が近い創発デザイン工学環は、2027年4月開設の別の組織です。独自数学の範囲や探究問題方式の対象も異なります。創発デザイン工学環の記事と比較するときは、名称、キャンパス、方式を別々に確認してください。メディア情報学部の記事も、2学科の学びと科目条件を個別に説明しています。

「数学を使わずに受験できる」と「入学後に数学を使わない」は違う

大学のアドミッション・ポリシーでは、数学・社会科学への関心、論理的な思考、異なる文化や専門の人との協働、海外留学に必要な英語力などを求めています。入学前に学習しておくことが望ましい科目として、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、国語、英語、情報Ⅰを挙げています。

ただし、これは一般選抜の全方式で4教科が必須になるという意味ではありません。APは学びへの期待、方式表はその受験で必要な科目です。国語選択で独自中期を受ける場合でも、入学後のデータ科学を見据えて数学の学習を完全に止めないことが大切です。

例えば、平均値が同じ2集団でも、ばらつき、人数、測定方法が違えば判断が変わります。受験数学の確率・データ分析、英語で比較条件を読む練習は、こうした学びの土台になります。専門的なプログラミング作品を作らなければ一般選抜を受けられない、という条件とは分けて考えます。

全員留学は、英語の準備と費用の確認をセットで考える

現行の大学APは、デザイン・データ科学部では全員が海外留学する方針を示し、基本となる東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)の参加費用を約1,450,000円、2026年度実績として案内しています。他の留学・研修プログラムには条件があり、TAP以外を希望する場合は入学後の個別相談等の案内があります。

これは2027年度の固定金額ではありません。開設前の紹介ページに残る2022年度の予定額を、現在の費用として使わないでください。保護者は、学費だけでなく、留学費用の対象範囲、支払時期、為替等による変更、追加の生活費、代替プログラムの条件を大学へ確認して、4年間の支出を整理します。

受験生にとっては、試験の英語を「資格さえ取れば終わり」と考えないことも重要です。英文の説明を理解し、自分の判断の根拠を伝える練習は、留学先での学びにもつながります。ただし、入試対策として使う英語外部資格の条件と、留学プログラムの参加条件は別です。

2027年度の一般選抜9方式を、独自試験と共テ利用に分けて整理する

大学の一般選抜系案内で、デザイン・データ科学科が対象となる方式は以下の9方式です。前期3・5・6教科型はそれぞれ別の出願であり、1回の出願で3方式すべての判定を受けるものではありません。

一般選抜の方式判定の基本この学科での確認点
独自前期3教科型英語+指定時限の選択2教科、300点2月1・2日と3日で選択の組合せが違う
独自中期2教科型数学または国語+英語、200点独自理科なし。英語外部試験利用可
独自後期2教科型数学または国語+本学英語、200点各70分。英語外部試験利用不可
共テ前期3教科型英語必須+対象の高得点2教科、600点数学2科目を必須とする方式ではない
共テ前期5教科基準点型国・地公・数・理・英、800点文系重点配点、基準550点
共テ前期6教科基準点型上記5教科+情報Ⅰ、900点文系重点配点、基準620点
前期情報問題・共テ併用型共テ数・英400+独自情報200、600点数ⅠA・ⅡBCと英語が必須
後期小論文・共テ併用型共テ3教科600+小論140+調査10英語必須+高得点2教科。合計750点
共テ後期6教科型6教科900点前期の基準点制度とは別

根拠は独自前期、中期、後期、および大学公式の各共テ方式案内です。

独自前期の募集人員は31人、中期10人、後期2教科型2人です。共テ前期は3・5・6教科型を合計して12人、情報問題併用型3人、小論文併用型1人、共テ後期6教科型1人と案内されています。共テ前期を各方式12人と数えないでください。これらは方式ごとの募集人員で、過年度の合格者数や学科の入学定員と同じ数ではありません。

本学科は、一般選抜・前期の「探究問題・共テ併用型」の対象ではありません。総合型選抜に学科名を含む探究入試があることから、別の一般方式を利用できると推測しないようにします。

独自前期の選択は、教科名だけでなく時限を確認する

日程1時限・90分2時限・90分3時限・80分
2月1日・2日理科または地理歴史数学または国語英語
2月3日理科または国語数学または地理歴史英語

各時限100点、合計300点です。2月3日は1時限の理科+2時限の地理歴史の組合せが不可です。国語・数学・英語なら3教科で受験できます。理科・数学・英語の経路もあります。

「文系・理系どちらでも受験できる」は、科目を自由に3つ選べるという意味ではありません。例えば、2月1日に数学と国語を両方受けて英語と合わせる経路は、数学・国語が同じ2時限なので成立しません。国語と数学を使いたい場合は2月3日の配置を確認します。

同じ時限の選択教科は公式案内上、事前申請ではなく当日の問題を見て選ぶ形式です。ただし、勉強していない科目へ本番で切り替える計画は勧められません。準備してきた科目で計算・記述・時間配分を安定させ、問題を見て変更する場合にも解答欄・科目の選択方法を確認します。

独自前期は試験日自由選択で、2月1~3日の全日程が対象です。同じスタイルBの指定科目を受ければ他の対象学科との併願経路がありますが、すべての学部と同じ試験で自動判定されるわけではありません。併願上限、指定数学、対象教科、出願を要項で確認します。

中期・後期は、数学と英語の得点を直接仕上げる経路になる

中期は数学または国語90分、英語80分、各100点で合計200点です。デザイン・データ科学科の2教科型は2・3時限の受験で、1時限の独自理科はありません。前期で理科を使う生徒でも、中期対策では数学・英語の時間配分を別に作ります。

後期は数学または国語と本学英語、各70分、各100点、合計200点です。独自数学はマーク式・記述式の併用です。前期と同じ90分の全記述試験として練習しないでください。

前期では、試験日・選択科目の難易度の違いを調整するため、得点を平準化します。英語外部試験のみなし得点も対象です。中期は外部英語のみなし得点を平準化しませんが、選択教科の得点は必要に応じて調整する場合があります。こうした違いがあるため、前期の最低点と手元の素点をそのまま比較して安全度を決めないことが重要です。

共テ前期3教科型は、英語必須と採用順を先に固定する

共テ前期3教科型の公式案内では、本学科は文系重点方式です。英語200点を必須とし、国語、地理歴史・公民、数学、理科、情報のうち対象の高得点2教科を各200点で採用し、合計600点で判定します。

数学を2科目受験しても、数学を2教科として数えるわけではありません。英語のリーディングとリスニングも合わせて1教科、理科を2科目受験しても理科は1教科です。

教科本学科の採用方法前期3教科型の配点
英語・必須Rを1.4倍、Lを0.6倍して合算200点
国語近代以降の文章110点を100点へ換算さらに2倍して200点
地歴公民対象1科目。2科目受験時は第1解答100点を2倍
数学数Ⅰまたは数ⅠA、数ⅡBC。①②受験時は高得点グループ採用100点を2倍
理科基礎科目の枠または発展科目。2科目受験時は第1解答採用100点を2倍
情報情報Ⅰ100点を2倍

数学①の「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ、数学A」を両方使う説明ではありません。理科基礎は指定の基礎科目の枠として扱い、1つの基礎分野だけを独立の100点科目と読み替えないでください。受験上の配慮により英語リスニングを免除された者は、リーディング100点を2倍して200点とします。一般の受験者が自分の得点を見てRだけに切り替える制度ではありません。

自作換算例:数学は高得点、理科は第1解答を使う

説明用に、次の共テ素点を考えます。地歴公民は、公式に対象となる1科目の得点です。国語は近代以降の文章だけの得点です。

共テの受験科目説明用の素点前期3教科型の換算
英語R・LR74、L8274×1.4+82×0.6=152.8
国語・近代以降77/11077÷110×100×2=140
地歴公民68/100136
数ⅠA・ⅡBC61、79高い79×2=158
理科2科目第1解答52、第2解答88第1解答52×2=104
情報Ⅰ83/100166

この場合、英語152.8点は必須です。残る対象教科の高得点2つは、情報166点と数学158点なので、

152.8+166+158=476.8点/600点

になります。

理科の第2解答88点を2倍して176点にし、情報と理科を採用すると494.8点になりますが、本学科の文系重点方式では、その採用手順が違います。高い数学グループを採用するルールと、理科の第1解答を採用するルールを混ぜないでください。

反対に、英語より換算点が高い教科が3つあっても、英語を外すことはできません。「高得点3教科型」ではなく、英語必須+高得点2教科です。数学が採用されなかった受験者も、入学後の学びに備えて高校数学を学ぶ必要があることとは別問題です。

模試の総合得点率より、実際に採用される点を記録する

模試の科目別結果が返ってきたら、対象教科、採用科目、大学換算、必須か選択かを記録します。全科目平均や学校内順位だけでは、この方式の判定点は分かりません。

この例で数学79点を84点にすると、採用点は158から168へ10点増えます。英語Rを74から79へ5点改善すると大学換算は7点増えます。情報を83から88へ5点改善すると10点増えます。ただし、これは指定された換算の算術であって、どの科目も同じ学習時間で5点増えるという意味ではありません。

学習の優先順位は、採用されるか、失点原因を直せるか、独自試験でも使うかを合わせて決めます。数学が採用圏内にあり中期でも使うなら、数学の復習を複数方式に生かせます。理科の第2解答だけが高い場合は、その点を前提に3教科型の出願計画を立てないようにします。

共テ前期5・6教科型の550・620点は、文系重点配点で計算する

前期5教科基準点型は800点満点で基準550点、前期6教科基準点型は900点満点で基準620点です。

本学科の配点は、国語・地理歴史公民・英語が各200点、数学・理科が各100点です。6教科型では情報Ⅰ100点を追加します。他学部の理系重点方式の数学・理科200点を使わないでください。

教科前期5教科型前期6教科型
国語・近代以降200点200点
地歴公民・対象1科目200点200点
数学・採用1科目100点100点
理科・採用1科目100点100点
英語R・L200点200点
情報Ⅰ対象外100点
合計と基準800点、550点900点、620点

国語・地歴公民・英語の換算は前節と同じです。数学は対象の1科目で、①②両方を受けた場合は高得点グループ、理科は2科目受験時に第1解答科目を使います。

前節の自作例では、5教科型は

140+136+79+52+152.8=559.8点/800点

です。6教科型は情報83点を加え、

559.8+83=642.8点/900点

となります。算術上はそれぞれ550・620点以上です。対象の指定教科・科目を受験し、有効な出願等の条件を満たした場合に基準点型の合格条件を満たす、という制度として読みます。素点例だけで合格を確約するものではありません。

5教科型の基準を超えても、6教科型を超えるとは限らない

同じ5教科の559.8点で、情報Ⅰが60点なら6教科型は619.8点です。5教科型の550点は超えても、6教科型の620点には達しません。

「6教科の方がたくさん点を加えられるから有利」とだけ考えると、満点と基準が上がることを見落とします。5・6教科型を両方使うなら、それぞれの配点と指定受験の条件で計算します。620点を「共テ全科目の約7割」というざっくりした目標に置き換えず、近代以降の文章だけを使う国語、数学の採用1科目、理科第1解答などを反映します。

逆に、5教科型が550点未満でも情報の得点によって6教科型の620点を満たす数値の組合せはあります。方式は別々に出願するため、片方の出願だけで両方の判定になるわけではありません。

国語・地歴公民を捨てた理系型の計画は、この配点と合うか確認する

独自前期を数学・理科・英語で受ける場合でも、共テ5・6教科型では国語と地歴公民が各200点です。独自試験の勉強が得意だから、共テも数理英だけで足りるという判断はできません。

一方、受験直前に5・6教科型を追加するためだけに、未学習の指定教科を無理に増やすと、独自数英の完成が遅れることがあります。現に受験する教科、残り時間、他大学の要件を含めて、基準点型を追加するか判断します。国語・地歴公民は受験全体で必要になることがありますが、Edurouteの専門指導対象外です。学校や対応する指導先と計画を合わせてください。

共テ後期6教科型も本学科では文系重点の900点配点ですが、前期の620点以上で合格する制度を後期へ適用してはいけません。出願時期、募集、選考条件が別です。

共テ前期3教科型は英語と高得点2教科、5・6教科型は文系重点配点、情報併用は数学と英語が必須になる比較図

情報問題・共テ併用型は、数学2科目と英語に独自情報Ⅰ・Ⅱを加える

情報問題・共テ併用型の公式表で、デザイン・データ科学科は、共テの数学200点と英語200点が必須です。数学は「数学Ⅰ、数学A」と「数学Ⅱ、数学B、数学C」の両方を受験し、その合計です。数Ⅰだけの科目は対象外です。

共テ理科、国語、地歴公民、情報Ⅰはこの方式の判定対象になりません。情報工学部にある「数学+理科または英語」とも条件が異なります。

本学出題の情報Ⅰ・Ⅱは200点で、共テ400点と合わせて600点。試験日は2027年2月4日(木)、10:00~11:00、世田谷キャンパスです。学ぶ場所が横浜キャンパスだからといって、試験場も横浜と考えないでください。

同じ共テの点でも、3教科型とは合計が変わる

前節の自作素点では、数学は高い79点の2倍ではなく、61+79=140点です。英語152.8点と合わせ、

共テ部分140+152.8=292.8点/400点

です。独自情報が説明用に145点なら、合計は437.8点/600点。情報Ⅰの共テ83点を2倍して独自情報の点として加える計算はできません。

また、英検等の英語外部資格は、ここで必須の共テ英語の代わりにはなりません。前期独自試験の外部英語利用と、情報問題併用型の資格情報利用は、科目も換算も別です。

2026年度の共有情報問題では、知識の暗記以外に式や手順の理解を問う

大学公式の2026年度情報問題と解説は、本学科を含む4学部共通の資料です。原本は60分・200点、4大問で、インターネット通信、アルゴリズム、パスカルの三角形を用いた規則、データサイエンスを扱っています。

アルゴリズムの大問には、台形を足して積分値を近似する処理があり、データサイエンスでは平均・分散や標本の扱いに関わる式の理解が必要です。ただし、2027年度の題材や大問数を約束するものではありません。情報Ⅰだけで準備が完結するとも考えず、公式が指定する情報Ⅰ・Ⅱの範囲と問題の処理を確認します。

数学の学習で、「式に代入できる」から「変数を変えると結果がどう変わるか説明できる」へ進むことが、この方式にも関わります。次の節では、数学のデータ分析を使って平均とばらつきを区別する自作例を説明します。独自情報の専門対策については、対応する授業・指導先で準備してください。Edurouteは情報を専門指導科目として案内していません。

情報資格のみなし点は、すでに持つ資格の条件を確認して使う

基本情報技術者試験は160点、応用情報技術者試験は200点を、独自情報Ⅰ・Ⅱのみなし点として付与する案内があります。2024年4月以降に受験したものが対象で、利用有無の登録と証明書の提出が必要です。その他の上位資格は出願前の相談対象であり、自己判断で同じ換算にしないでください。

資格利用時も独自情報を受験でき、どちらか高得点を採用します。資格を利用し、独自情報を受けない選択も可能です。自作例の共テ292.8点に基本情報160点を使うと452.8点、独自情報が170点なら462.8点になります。

これは資格を今から取得すれば短期間で入試準備が済むという意味ではありません。資格試験には独自の範囲・手続があり、共テ数学・英語の必須条件は残ります。すでに有効な資格を持つ生徒は利用条件を確認し、未取得の生徒は新たな資格準備が数英や他大学の学習を圧迫しないかを判断します。

数学は、範囲の広さと記述の説明を両方仕上げる

数学Ⅲを含まないが、数学Ⅱ・数列・ベクトルを薄くしてよいわけではない

独自試験で数学を選ぶ場合の範囲は、数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学Bの数列、数学Cのベクトルです。数学Ⅲや数学Cの平面上の曲線・複素数平面は、本学科の独自数学の範囲として挙げられていません。

一方、数学Ⅱには複素数と方程式が含まれます。複素数の計算を、複素数平面が範囲外だから不要と判断しないでください。数学Cがあることを見落として、古い「数学Bのベクトル」という範囲表だけで学習を終えることも避けます。

公式過去問の本学科を含む共有数学を確認すると、2026年度前期3日と中期は90分・100点で、大問2題、前半は8小問の集合でした。小問の空欄を埋める場合も、解答用紙に計算過程を示す指示があります。第2問はグラフ、交点、領域や面積、条件の処理をつなぐ問題です。

Kei-Netの数学Ⅱ・C分析も2026年度の共有問題を大問2題として分析しています。別の数学Ⅲ型の4大問や、大学全体の一般記事の説明を、この数学へ移さないでください。

2026年度後期は70分・100点、大問2題で、前半7小問のマークと、円・接線・領域に関する記述問題を組み合わせていました。前期・中期と後期では解答形式が違います。2027年度の大問数・小問数が同一とは限らないため、最新案内と当日の指示を優先します。

失点は「単元を知らない」「条件を落とした」「書けない」「時間が足りない」に分ける

同じ不正解でも、直す場所は違います。解説を見て理解できた問題と、解説を閉じて条件から解き始められる問題も違います。

例えば、対数の定義域を忘れた生徒に、計算だけを大量に追加しても同じ誤答が残ります。面積の上下を逆にした生徒には、積分の公式ではなく交点と符号の確認が必要です。記述を途中で省いた生徒には、初めの式の意味を1行で残す練習が必要です。

答案の状態原因の確認次の演習で変える行動
解法を選べない定義・公式・条件の理解不足教科書の例と同じ型を、理由を言いながら解く
計算は進むが答えが違う定義域、符号、場合分け、単位計算前に制約を書き、最後に元の条件へ戻す
正解だが式だけが並ぶ採点者に何を求めたか伝わらない交点・積分区間・内積等の意味を短い言葉で残す
時間を外せば解ける最初の判断、反復計算、戻る順番小問を区切って測り、止まった箇所を記録する

本学科の前期・中期数学は、小問でも解答過程を残す練習が必要です。もっとも、長い説明を毎行書けばよいという意味ではありません。「x>2」「上がx軸、下が曲線」「垂直なので内積0」のように、計算を正当化する条件を必要な位置に置きます。部分点の細かな配分を大学が公表していない場合は、勝手に点数を割り当てないでください。

自作例1:平均の改善と、ばらつきの改善を分ける

データ分析の基礎を説明するため、5件の測定値を

2、4、4、6、9

とします。この5値そのものの平均、中央値、分散を考えます。大学の実際の問題ではありません。

平均は(2+4+4+6+9)÷5=5です。小さい順に並べた中央の値は4なので、中央値は4です。平均と中央値が違うこと自体が計算ミスではありません。大きい9が平均を引き上げています。

ここで、5値の分散を「平均からの差の2乗の平均」とすると、

{(2−5)²+(4−5)²+(4−5)²+(6−5)²+(9−5)²}÷5 =(9+1+1+1+16)÷5=28/5=5.6

です。差をそのまま足すと−3−1−1+1+4=0になりますが、これはばらつきがないという意味ではありません。差の2乗を使う理由と対応させて理解します。

全データに3を加えた5、7、7、9、12では、平均は8になり、中央値も7になります。しかし各値と新しい平均との差は変わらないので、分散は5.6のままです。「平均が上がった」から「ばらつきが小さくなった」と結論することはできません。

全データを2倍した4、8、8、12、18では、平均は10、中央値は8、平均からの差も2倍になります。分散は差の2乗なので4倍の22.4です。標準偏差は分散の平方根なので2倍になります。測定の単位を変える場合にも、分散は単位の2乗として変わることを確かめます。

この例は、高校数学のデータ分析の理解を深めるものです。5件から別の大きな母集団を推定する場面で使う不偏分散とは目的が異なります。ここでは分母を5と指定した分散を計算しており、情報問題のすべての統計処理がこの式だけで済むという説明ではありません。

答案に残すのは、対象データ、どの平均からの差か、分母、変換後に差がどう変わるかです。電卓や表計算が使えない試験では、計算を短くする式を利用しても、式の意味を把握しておきます。式だけ覚えて別のデータへ適用すると、対象数や分母を落としやすくなります。

自作例2:面積は、交点・上下・積分区間を先に決める

曲線

y=x²−4x+3=(x−1)(x−3)

とx軸で囲まれた図形の面積を考えます。交点はx=1、3で、1<x<3では(x−1)が正、(x−3)が負なので、曲線はx軸より下です。

したがって、面積は「曲線を積分」するだけではなく、「上の0−下の曲線」を積分して、

S=[−x³/3+2x²−3x]の1から3まで =0−(−4/3)=4/3

になります。x²−4x+3をそのまま1から3まで積分すると−4/3です。これは符号付きの積分値で、面積が負になるわけではありません。

平方完成するとy=(x−2)²−1なので、最低点は(2、−1)です。x軸からの最大の深さは1ですが、囲まれた面積4/3とは異なります。横幅2の長方形を考えれば面積は2より小さいはず、と概算して検算することもできます。

さらに、区間の一部だけ、例えば1から2までの面積は2/3です。全体の面積と、指定された区間の面積を混ぜないでください。左右対称を使う場合にも、「対称軸x=2だから半分」と根拠を付けます。

練習では、「交点の計算を先に書く」「グラフの上下を短く説明する」「積分区間を答案に置く」「値の符号と大きさを検算する」の順を定着させます。積分計算を正しく行っても、上下や区間が違えば別の量を求めてしまいます。

自作例3:漸化式の一般項を、最初の3項へ戻して確認する

数列をa₁=4、aₙ₊₁=3aₙ−4とします。まずa₂=8、a₃=20を求めます。

定数2を引くと、

aₙ₊₁−2=3(aₙ−2)

なので、aₙ−2は初項2、公比3の等比数列です。よって、

aₙ=2+2×3ⁿ⁻¹

です。n=1、2、3を代入すれば4、8、20になり、漸化式で求めた値と一致します。

初項から第n項までの和は、

Sₙ=2n+2(3ⁿ−1)/(3−1) =2n+3ⁿ−1

です。n=3では6+27−1=32で、4+8+20と一致します。

ありがちな誤りは、初項をa₁の4のまま等比数列の初項にする、指数をnにする、定数2をn回足す部分を忘れる、というものです。「どの数列が等比なのか」を書いてから一般項を作ります。

答案では、aₙ−2を新しい数列として扱う根拠、初項、公比、n番目の位置を示します。見直しではn=1と2を戻すだけでも、指数のずれを見つけられます。元の漸化式への代入も有効です。

自作例4:対数の定義域と、ベクトルの最小値を条件から処理する

対数方程式

log₂x+log₂(x−2)=3

では、x>0かつx−2>0なのでx>2です。対数の和からx(x−2)=8となり、x²−2x−8=0、候補はx=4、−2です。元の定義域に合うのは4だけです。

解答の最後に「−2を除く」と書くだけでなく、計算の最初に定義域を置きます。対数の公式は中身が正である条件のもとで使います。元の式へ戻すと、log₂4+log₂2=2+1=3です。

次に、u=(3、1)、v=(1、−2)として、p=u+tvの長さが最小になるtを考えます。長さを直接扱うより、長さの2乗を使うと、

|p|²=(3+t)²+(1−2t)² =5t²+2t+10 =5(t+1/5)²+49/5

です。t=−1/5で最小となり、p=(14/5、7/5)、最小の長さの2乗は49/5です。長さそのものなら7/√5になります。

そのときp・v=14/5−14/5=0となり、pとvが垂直になることからも確認できます。長さと長さの2乗を混同したり、tを求めたあとに元のベクトルへ戻らなかったりする失点を防ぎます。

どちらの自作例も、公式の当てはめだけでなく、条件と答えが対応するかを確認する練習です。小問の計算過程を短く書く準備として使えます。

90分の演習は、大問の数より止まった時間を記録する

2026年度の前期・中期形式を練習する一例として、全体確認5分、小問集合40分、長問35分、見直し10分で90分とします。大学指定の時間配分ではありません。得意不得意や問題量を測って調整してください。

初回は、解けない問題をすべて最後まで考えるより、どこで止まったかを記録します。「図が描けない」「式は立つが計算が長い」「場合分けの境目を判断できない」と分ければ、次の1週間に戻す単元が分かります。

その日の解き直しでは理由を確認し、数日後には解説なしで答案を再現します。数字や条件を変えた問題でも同じ理由で解けるかを確かめます。解説の式を覚えた状態と、初見の条件を処理できる状態を区別します。

後期を受ける場合は70分で測り、マーク位置、必要な桁、記述欄を含めて確認します。前期の答案だけを繰り返して後期の形式に慣れたことにはしないでください。

理科を使う前期は、問題群の指定と、図・単位・実験条件を守る

本学科の中期・後期には、独自理科を加えない

本学科で独自理科を使う経路は、前期3教科型の指定時限です。物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物が案内され、時間は90分、100点です。中期2教科型や後期2教科型に、他学部の独自理科を持ち込まないでください。

大学の方式ページでは9題から3題という概要がありますが、2026年度の共有原本には次の問題群の指示があります。

科目第1群:1~6から2題第2群:7~9から1題
物理第1問・第2問第7問
化学第3問・第4問第8問
生物第5問・第6問第9問

解答する3題の選択をマークする必要があり、原本では3問を超えてマークすると0点とする指示があります。概要の「任意に3題」だけから、同じ群から3題すべてを選べると考えないでください。2027年度の番号・選択指示は当日原本で確認します。

理科の複数分野を本番で利用する場合も、どの群から何題取るかを先に整理します。普段1科目で準備してきた生徒が、本番で未学習科目の見かけ上簡単な問題に長時間移ることは避けたい行動です。

物理の自作例:移動時間が変わる運動は、各区間を分ける

まっすぐな道を、前半60mは2m/s、後半60mは3m/sで進むとします。速度は各区間内で一定、向きは同じとします。

前半の時間は60÷2=30秒、後半は60÷3=20秒です。平均の速さは全距離120mを全時間50秒で割るので、

120÷50=2.4m/s

です。2と3を単純に平均して2.5m/sとすると、速度の遅い区間に長くいたことを反映できません。

もし2m/sと3m/sで同じ30秒ずつ進むなら、距離は60m+90m=150m、時間60秒で平均2.5m/sです。平均の式が変わったのではなく、「同じ距離」と「同じ時間」の条件が違います。

答案では、各区間の距離と時間、全距離、全時間を置きます。速度の変化する問題なら、グラフの面積、加速度、符号を確認します。この自作例は等速の区間だけを扱い、加速時間や方向転換のある別の運動へ無条件に広げるものではありません。

学部のデータ分析にも、平均値の重みが何かを確認する姿勢がつながります。物理では単位を消さず、m/sとkm/h、秒と分などが混ざる時点を確認してください。

化学の自作例:混合濃度は、濃度の平均より物質量を先に求める

同じ溶質の水溶液Aを0.200mol/L・100mL、水溶液Bを0.0500mol/L・300mL混合します。混合後の体積を400mLとみなし、反応や溶質の損失はないものとします。

Aの物質量は0.200×0.100=0.0200mol、Bは0.0500×0.300=0.0150molです。合計0.0350molを体積0.400Lで割って、

混合後の濃度=0.0350÷0.400=0.0875mol/L

になります。

(0.200+0.0500)÷2=0.125mol/Lではありません。量の少ないAと、体積が3倍のBを同じ重みで平均しているからです。濃度から物質量に戻り、最後に全体の体積で割ります。

酸と塩基を混ぜる問題であれば、反応後に残る物質量を先に求めます。体積の加成性が仮定できない場合も、与えられた混合後体積を使います。問題文で今回のような理想化があるかを確認し、同じ式をすべての混合問題へ適用しないでください。

復習では、mol/L×L=molの単位を残し、mLをLへ換算した箇所、化学反応式、限界となる物質を見える形にします。有効数字の指示がある場合は、それに合わせて最後に表記を整えます。

生物の自作例:実験値から何が言え、何がまだ言えないかを分ける

説明用に、同じ植物種・同じ期間で、条件Aの成長量が6、7、8、条件Bが4、5、6だったとします。単位はcmです。各3個体の平均はAが7cm、Bが5cmで、観測された平均差は2cmです。

ただし、この差だけから、ある要因が成長量を確実に2cm増やすと断定することはできません。種、個体の初期状態、光、温度、水分、測定方法などを揃えたか、無作為に条件へ割り当てたか、反復は十分かを確認します。少数の観測で、普遍的な効果量を決めつけないようにします。

A・Bどちらも「平均との差」は−1、0、1なので、この3値そのものの分散は各2/3cm²です。平均が違うことと、ばらつきが違うことは別です。ここでは有意差検定を行っていないため、「統計的に有意」とも書けません。

生物の実験問題では、数値を処理したあと、何を変え、何を揃え、どの測定結果を比較したかを短くまとめます。対照群、反復、処理の目的を理解して読む練習が、単なる用語暗記から実験条件の判断へ進む助けになります。

英語は、読解・語形・図表・会話・整序を別々に診断する

2026年度共有英語は5大問。古い和文英訳の説明をそのまま使わない

独自前期・中期の英語は80分、100点、マーク式・記述式の併用です。後期は70分で本学英語を受験します。2026年度前期の共有英語原本とKei-Net英語分析では、5大問に分かれています。

大問2026年度の形式復習で確認すること
PartⅠ長文、内容一致、日本語説明、段落の要点主張・理由・例、質問に必要な情報
PartⅡ9語の語群から文中の空欄補充品詞、語形、語法、前後のつながり
PartⅢ図表・グラフを含む読解人数・割合・単位・対象と比較条件
PartⅣ会話文の空欄質問、提案、返答、話者の意図
PartⅤ英文中の語句整序文意と文法の両方、修飾の位置

PartⅠには、選択だけでなく、英文での質問へ日本語で答える形式がありました。訳せるかだけでなく、質問に必要な情報を過不足なくまとめることが必要です。段落のメインポイントは、目立つ具体例だけで決めないようにします。

PartⅡは単語の意味だけで選ぶと、名詞・形容詞・副詞等の違いで誤ります。2026年度原本では、語群の各語を1回だけ使う指示があることも確認します。空所単独を順に当てる前に、語群と文構造を見ます。

PartⅤの英文内の整序形式は2025年度以降の分析です。古い大学対策記事にある日本語対話を英訳する形式を、2027年度の準備の中心に移さないでください。英文全体を読んで最終文の意味を確認し、語句の順序を作る練習が必要です。2026年度の構成は参考であり、2027年度の問題数や題材の保証ではありません。

自作英文:全体の成功率が高い案と、各集団で成功率が高い案を混同しない

以下は編集部が作成した英文です。ある案内画面のテストを想定した説明で、大学の問題や実験結果ではありません。

Two interfaces were tested by different groups of users. With Interface A, 6 of 10 beginners and 72 of 90 experienced users completed the task. With Interface B, 63 of 90 beginners and 9 of 10 experienced users completed it. The overall success rate was higher for A, but B had a higher success rate in each experience group. Because the proportions of beginners and experienced users differed, the overall figures alone do not show which interface would work better for the same population.

まず数値を日本語の表に移して、分母を固定します。

集団Aの成功者/人数・成功率Bの成功者/人数・成功率
初心者6/10=60%63/90=70%
経験者72/90=80%9/10=90%
全体78/100=78%72/100=72%

全体ではAが78%でBの72%より高い一方、初心者と経験者をそれぞれ比べるとBが10ポイント高いことが分かります。矛盾ではありません。Aは経験者90人、Bは初心者90人と、集団の内訳が違います。全体の率は各集団の人数を重みにして合算されます。

試しに、各画面で初心者と経験者を50人ずつとし、上の集団別成功率をそのまま重みに当てはめる算術例を作ると、Aは(60%+80%)÷2=70%、Bは(70%+90%)÷2=80%です。これは比較の重みを揃えると集計が変わる例であり、実際に50人ずつ再実験した結果ではありません。

ここで、本文は「全体の数値だけでは同じ母集団への有効性が分からない」と述べています。経験者を多く含むAが、画面自体の効果で全体の成功率を上げたと断定していません。また、集団別の観測でBが高いことだけから、無作為割付の実験と同じ強さの因果関係を保証するものでもありません。

この英文について、次の判断を練習します。

  • 「Aの全体成功率はBより高かった」:観測された全体値と一致します。
  • 「初心者ではBの成功率がAより高かった」:70%と60%から一致します。
  • 「経験者でもAの方が高かった」:80%と90%なので一致しません。
  • 「同じ利用者集団なら必ずAが優れる」:本文の結論と一致しません。
  • 「全体の集計だけで画面の効果が確定する」:比較条件の説明に反します。

図表問題で問われやすいのは、足し算そのものより、誰について、何を、どの分母で比べているかです。デザインの使いやすさやデータ科学に関心のある生徒にも、この判断の意味が伝わるようにした自作例です。

原因を問う日本語説明は、数値だけを書かず比較条件を答える

「なぜ全体の数値だけでは判断できないのか」と質問されたなら、「Aは78%、Bは72%だから」では理由になりません。必要なのは、初心者と経験者の比率が2画面で違い、全体の成功率に利用者構成が反映されることです。

例えば、「Aでは経験者が多く、Bでは初心者が多いなど利用者構成が異なり、全体の成功率にその違いが反映されるため」とまとめます。大学の採点基準ではなく、この自作英文への説明例です。

日本語で答える前に、質問の主語、理由・結果・違いのどれを求めるか、必要な比較対象を確認します。英文の一部を長く訳しただけでは、質問に答えられない場合があります。「なぜ」「何を」「どのような違い」を区別し、答案の要素を揃えます。

正解した選択肢についても、数値、否定、比較条件のどこが根拠かを1つずつ説明します。これができない正解は、偶然選べた可能性があります。誤った選択肢は、主語が広がった、alwaysが付いた、全体を集団別へ変えた、原因を断定した、といった変化を言葉で直します。

語形と整序は、「分かる単語を並べる」から文構造へ戻す

例えば、次の自作英文で空所を考えます。

The two groups differed significantly in their experience.

differedを修飾して「大きく異なった」と述べる位置には副詞significantlyが入ります。significantという形容詞やsignificanceという名詞と意味が近くても、同じ場所へ入れられるわけではありません。語群問題は空欄の前後に動詞、名詞、前置詞等のどれがあるかを確認します。

また、A higher overall rate does not necessarily mean that an interface is better for every user.では、「高い全体成功率は、すべての利用者にとって優れることを必ずしも意味しない」と読みます。not necessarilyは全面的な否定とは異なります。「すべての利用者で悪い」「どの利用者にも効果がない」とは書いていません。

整序の練習なら、この文のdoes not necessarily meanを一つの動詞部分として確認し、that節の主語an interfaceと述語isを組み立てます。副詞を置く位置、比較級better、for every userのまとまりを、本文の意味と合わせます。単語を短い塊に分けたあと、全文を読み直して否定の範囲が変わっていないかを確認します。

英語80分は、図表と日本語説明に使った時間も測る

学習用の一例として、全体確認5分、読解と図表45分、語句・会話・整序20分、見直し10分で80分とします。各大問に固定の配点を推定して割り当てるものではありません。

初回は正答率とともに、読解、語形、図表、日本語説明、整序のどこで時間を使ったかを記録します。「長文が遅い」とひとまとめにせず、単語の理解、構文、設問へ戻る回数、表の分母の読み違いを分けます。

共テの図表読解は練習に使えますが、本学の語群の使用条件、日本語説明、英文内整序の準備を別に行います。共テの選択肢を解けるから独自英語も同じ時間で解ける、と判断しないようにします。

数日後の再演習では、全文を覚えた速さより、初めに誤った根拠を説明できるかを確認します。新しい英文でも、butやbecause、not necessarily、比較の対象、数値の分母を意識して読める状態にします。

英語外部試験は前期・中期で利用できるが、共テ英語の代わりにはならない

英語外部試験利用の公式案内では、指定資格の得点を独自英語100点のみなし得点へ換算します。前期・中期では利用でき、後期の独自2教科型では利用できません。

英検を使う場合は、準2級以上の試験を4技能で受験している必要があります。級の合否だけでなく、CSEスコアに基づく換算です。

英検CSEの基準独自英語のみなし得点
2,304以上90点
2,142以上70点
1,980以上60点
1,855以上50点

英検・Cambridge Englishは2024年4月以降、それ以外の指定試験は2025年2月以降に受験したものという有効期間が示されています。英検、GTEC、TEAPは証明書提出不要と案内されますが、外部試験を使うための登録まで不要という意味ではありません。他の資格の基準・証明方法は公式表を確認してください。

外部資格利用時も本学英語を受験でき、その場合は高い方を判定に使います。本学英語を受けない選択も可能です。前期はみなし点も平準化の対象、中期は外部英語のみなし点を平準化しない、という違いがあります。

70点の資格があるときも、本学英語の準備をやめるかは別に判断する

有効な英検CSE2,142以上を持つ生徒は、中期で英語70点のみなし点を利用できる条件を確認できます。本学英語を受けてそれを上回れば高い方を使う経路があります。ただし、本学試験の素点70点と前期の平準化後70点を同じものとして、安全度を決めないでください。

資格利用は数学等の負担を考える材料になりますが、独自後期や他大学、共テ英語の準備が残る生徒もいます。資格を持っているから英文の読解を完全に止める、という計画は避けます。

また、情報問題併用型で必要な共テ英語200点を、この独自英語70点で置き換えることはできません。英語資格のみなし点、情報資格160/200点、共テ英語R/L換算を、別々に記録して使う方式へ対応させます。

未取得の資格を受験直前に追加する場合は、日程、結果取得、有効期間、出願登録、準備時間を確認します。資格を増やすことより、実際に使える条件と、本来必要な科目の完成度を優先してください。

小論文・共テ併用型は、訂正済みの750点配点で確認する

後期小論文・共テ併用型は、共テ600点、小論文140点、調査書10点を合計した750点満点です。大学は2026年8月21日更新の案内と訂正済み2027年度PDFを掲載しています。

本学科の共テ部分は、英語必須+対象の高得点2教科です。数学をIA+ⅡBCの必須2科目として扱う他学科の行を適用しないでください。募集人員は1人と案内されています。

調査書は「全体の学習成績の状況」を2倍して切り上げた点です。例えば3.7なら3.7×2=7.4を切り上げて8点になります。単に四捨五入して7点とするものではありません。調査書点だけで選抜全体が決まるわけでもありません。

試験は2027年3月4日(木)14:20~15:40の80分、世田谷キャンパスです。同日の独自後期2教科型の終了後に実施され、両方を受けることも可能ですが、別の方式としてそれぞれ出願する必要があります。

小論文では、文献や資料の内容を読み解いたうえで論述することが案内されています。古いセンター利用のグループ討論や、総合型の課題レポートをそのまま現在の試験形式としないでください。小論文はEdurouteの専門指導対象外です。受験する場合は、学校や対応する指導先で、指定資料への対応と答案作成を準備します。

この方式を使うかは、共テ採用点、論述準備の状況、試験日、他大学の受験・手続を合わせて判断します。共テの得点が高いから小論文の対策は不要、あるいは調査書10点を増やせば他を補える、といった単純化はしないでください。

2027年度の日程・検定料・入学手続を、学習計画と別の表で管理する

共テ前期の締切は、共テ本番より前に来る

大学の2027年度日程案内と公式カレンダーをもとに、主要日程を整理します。以下は2027年です。共テ本番は1月16日(土)・17日(日)です。

方式出願登録締切・17時独自試験・結果発表・手続
共テ前期3・5・61月15日(金)独自なし/発表2月12日(金)/手続2月18日(木)
独自前期3教科1月21日(木)試験2月1日(月)・2日(火)・3日(水)/発表2月12日(金)/手続2月18日(木)
前期情報併用1月21日(木)情報2月4日(木)/発表2月12日(金)/手続2月18日(木)
独自中期2教科2月13日(土)試験2月20日(土)/発表2月25日(木)/手続3月2日(火)
独自後期2教科2月26日(金)試験3月4日(木)/発表3月10日(水)/手続3月14日(日)
後期小論文併用2月26日(金)小論3月4日(木)/発表3月10日(水)/手続3月14日(日)
共テ後期6教科3月10日(水)独自なし/発表3月18日(木)/手続3月24日(水)

共テ後期以外の出願登録開始は1月5日(火)9時、共テ後期は2月5日(金)9時です。登録、検定料の納入、必要書類の郵送は別の作業です。納入・郵送期限は登録日から4日以内という条件に加え、方式の最終日を超えることはできません。最終日の消印等の指定は最新要項で確認し、登録だけで出願完了と考えないでください。

特に共テ前期の締切1月15日は、共テ本番前です。自己採点をしてから前期3・5・6教科型へ出願する予定では間に合いません。必要な方式を先に決めて、登録・支払・郵送を準備します。

土日や休日の手続期限もあります。「窓口が開く翌営業日まで」と勝手に読み替えず、指定された納入方法と期限で管理します。

就学場所と試験場を別々に確認する

本学科の就学場所は横浜キャンパスですが、独自試験の本学試験場は世田谷キャンパスです。前期は全国20の学外試験場が案内されますが、学外で受けられるのは2月1日・2日だけで、2月3日は世田谷です。中期は全国14学外試験場の案内があります。

情報問題、小論文、独自後期は世田谷での受験です。学外試験場は収容人数を超えた場合に本学試験場となることがあるため、登録時の希望だけで確定と考えないでください。受験票の会場、集合時刻、交通経路を確認します。

前期を2日以上受ける生徒は、数学の小問や英語の図表形式を同じ日に長時間追加して疲労を増やすより、終了後に解答欄・時間配分・持ち物を整理し、翌日の体調と移動を優先します。複数日受験がすべての生徒に適した戦略とは限りません。費用・他大学の試験・体力を含めて判断します。

検定料は、同じ学科でも方式・日程ごとの出願を数える

大学公式の検定料・割引案内では、一般選抜は基本35,000円、2出願目以降は1出願ごとに18,000円を加える区分があります。

例えば、独自前期の2月1日と2月2日に同じ学科へ出願する場合も、2出願として53,000円です。3出願なら71,000円になります。日程を増やすと無料で追加判定されるわけではありません。

共テ前期は別の区分で、1出願18,000円、2~4出願24,000円の案内があります。同じ学科の3・5・6教科型をすべて出願すれば3出願、5・6だけなら2出願です。学科数が1だから1出願料金、と数えないでください。5出願目以降の追加料金も公式表で確認します。

情報問題・小論文併用型には、他の一般選抜・共テ利用の出願との組合せによる割引案内があります。独自試験の区分と共テだけの区分を一つの計算式に混ぜず、出願サイトの自動計算と公式の対象条件を確認してください。

延納は、入学金まで何もしなくてよい制度ではない

入学手続期限までに入学金を納入し、所定の延納申請をした場合に、入学金を除く授業料等の最終手続を延ばす制度です。支払う費目、申請、併願先による期限を分けて確認します。

方式の区分公式案内にある延納期限必要な確認
独自前期・情報併用・共テ前期他私立3月2日、国公前期3月11日、国公中後期3月24日2月18日の入学金納入と申請
独自中期国公前期3月11日、国公中後期3月24日3月2日の入学金納入と申請
独自後期・小論文併用国公中後期3月24日3月14日の入学金納入と申請
共テ後期6教科延納不可3月24日の手続期限

表の日付はすべて2027年です。延納できることと、入学金を後で返還してもらえることは別の論点です。返還・辞退の条件は最新要項で確認し、他大学の合格発表を待つために初回手続自体を放置しないでください。

保護者と受験生で、出願一覧、合格発表、入学金、最終納入、延納申請、辞退条件を同じ表で確認すると、受験の追加と手続の重なりを把握できます。学習計画とお金の期限を別管理にしつつ、週1回は両方を照合します。

2025・2026年度の結果は、延べ人数と平準化後最低点として読む

大学公式の前期志願・合格状況の画像には、デザイン・データ科学科の以下の結果が掲載されています。

年度志願者受験者合格者実質倍率
2026324312983.2倍
2025246241842.9倍

実質倍率は受験者数÷合格者数です。312÷98は約3.184で表示3.2、241÷84は約2.869で表示2.9です。志願者数÷合格者数ではありません。

同じ画像の最低点は次のとおりです。

年度前期の最低点満点と注意
2026172.90点300点、平準化後
2025170.28点300点、平準化後

前期は複数日受験があるため、人数は延べの集計です。324人を重複のない324人の受験生と考えたり、98人をそのまま入学者数と考えたりしないでください。募集人員と合格者数は異なります。

最低点は素点ではなく平準化後の点数です。手元の過去問で173点だったから2026年度の合格点を超えた、と断定することはできません。年度・選択科目・日程による調整があるためです。

また、この最低点は独自前期の参考情報であり、共テ前期550/620点の基準と同じ表へ混ぜません。2027年度の倍率・最低点は未確定です。過年度の上昇を翌年度の必然とせず、数学の記述、英語の図表、選択理科の条件等の実際の失点を改善する材料として使います。

比較する大学・学部も、同じ試験条件とは限らない

データ科学・情報・デザインに関心がある生徒は、他大学の数理系・情報系も候補にできます。ただし、名称が似ていても、数学Ⅲ、理科、共テの必須科目、配点が異なります。

例えば明治大学総合数理学部の記事を読む際も、東京都市大学の数Ⅲなしの共有数学で対策が全部済むとは判断しません。大学ごとの範囲・問題形式を確認し、共通する数列・ベクトル・確率等と、追加で必要な準備を分けます。

同一大学の他学科と併願する場合も、英語必須か数学必須か、同じ数学の問題を使えるか、理科の採用順、会場と手続を確認します。倍率の数だけで「受かりやすい学科」を決めると、学びの希望と必要科目が合わなくなることがあります。

10月以降は、方式を増やす前に数学と英語の再現性を確認する

最初の1週間で、使う方式と答案の課題を決める

高3・既卒生が10月から対策を見直すなら、最初に現在の受験科目と出願候補を整理します。理科を使う独自前期、数英に絞る中期、共テ前期3教科、5・6教科基準点、情報問題併用を、名前だけで一度に追加しないでください。

例えば、数学・英語・化学で独自前期を考え、共テの国語・地歴公民・情報も受験する生徒なら、次の順で確認できます。

  1. 数学Ⅲなしの共有数学を90分で1回解き、計算・記述・条件・時間を分ける。
  2. 独自英語を80分で解き、読解・語形・図表・会話・整序ごとの失点を記録する。
  3. 化学の過去問で問題群と90分の処理を確認する。
  4. 共テの模試結果を前3、前5、前6の配点に別々に換算する。
  5. 情報Ⅰ・Ⅱの原本を見て、追加準備に必要な時間を確認する。

これは出願を固定する命令ではなく、準備の実態を見て判断する手順です。情報問題併用型の準備が未着手なら、数英の必須条件を満たすだけで追加負担が小さいと決めないでください。

1週間の例は、解く日と数日後に戻す日を両方置く

日主な作業の例終わりに残すもの
月数学の定義域・関数・面積、英語の語形条件を落とした問題と理由
火数列・ベクトル、英語の読解一般項の初項検算、段落の要点
水選択理科、共テの図表単位・問題群・分母の確認
木月曜の数学を解説なしで再演習同じ理由で自力処理できたか
金独自英語の図表・説明・整序正誤の根拠と時間
土数学90分または英語80分の通し演習未完了の箇所と止まった原因
日復習、共テ換算、出願・費用確認翌週に直す課題を少数へ絞る

科目と分量は、学校の授業、他大学の要件、現在の完成度に合わせて変えます。国語選択で中期を受ける生徒に、数学を独自受験科目として同じ量課す計画ではありません。ただし、APや入学後の学びを踏まえた数学の学習は別に考えます。

土曜に解いた問題を、日曜に解説を読むだけで終えないようにします。翌週に条件から再現し、記憶した解答の数字が変わっても解けるかを確かめます。教材を増やすなら、今の教材で残る課題を補う役割を明確にしてから追加します。

11~12月は、公式要項の再確認と、共テ・独自の練習をつなぐ

最終要項の掲載後には、この記事の方式・科目・資格・日程と照合します。訂正があれば最新の公式を優先します。共テ前期の出願は本番前のため、自己採点まで決定を先延ばしにしないようにします。

学習では、共テの数学・英語だけでなく、独自の記述、小問での途中式、語群の使用条件、日本語説明を残します。共テの選択形式と独自の記述形式は、同じ単元でも処理の仕方が違います。

12月までの課題は、試験時間を縮めることより、基本的な条件を読み落とさず、見直しに戻る問題を判断できる状態にすることです。時間を測る演習で、毎回同じ単元だけが未完了なら、その単元の基礎と処理手順を先に直します。

共テ終了後には、登録済み方式の指定採用点を計算し、独自試験・中期・後期の計画と手続を確認します。共テ後期の出願と独自後期は別です。前期の自己採点だけで後期の基準点制度を想定しないでください。

高1・高2は、作品づくりへの関心と教科学習を両立する

デザインやサービスに関心があれば、学校の探究で利用者を観察したり、試作を比較したりする経験は学部理解に役立ちます。ただし、一般選抜の独自数英の代わりになる活動ではありません。

高1・高2では、数学の式とグラフ、確率、データ分析、英語の文構造と語彙を積み重ね、学部紹介を読んで自分が知りたい問いを整理します。入試で国語を選ぶ可能性があっても、データ科学への関心があるなら数学の学習を続けます。

早い段階で情報資格や特定の教材を全員へ必須とする必要はありません。志望方式、他大学、学校での学習、本人の興味に合わせます。学部への関心を、誰の問題をどのデータで確かめたいかという問いに変えると、入学後の学びのイメージが具体的になります。

保護者は、点数の合計より「どの条件で採用したか」を一緒に確認する

共テ換算の表には、数学の高得点グループ、理科の第1解答、国語の近代以降、英語R/L、情報の点を別々に残します。計算結果だけを家族へ伝えると、別方式に同じ合計を転記しやすくなります。

過去問で点が下がったときも、全体の難易度や体調、どの単元で止まったかを確認します。「全部やり直す」「科目を増やす」と即決するより、解説なしで再現できなかった条件を少数へ絞ります。

費用は検定料、初回手続、最終納入、留学の確認を分けます。TAPの2026年度実績を2027年度の確定額と扱わず、必要な時点で大学へ確認します。制度の確認を保護者が支え、答案の失点改善は本人と指導者が具体的に進めると、役割を整理できます。

よくある質問

デザイン・データ科学部の一般選抜では数学Ⅲが必要ですか?

独自数学の範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A、Bの数列、Cのベクトルで、数学Ⅲは含みません。数学Ⅱの複素数計算は範囲に関わります。共テ数学の指定科目は方式ごとに確認し、情報問題併用型ではIAとⅡBCの両方が必須です。

数学を使わずに受験する経路はありますか?

独自中期・後期には数学または国語と英語の経路があり、独自前期にも指定時限の国語等を使う経路があります。共テ前期3教科型は英語必須+高得点2教科です。ただし、入学後のデータ科学の学びで数学を使わないという意味ではありません。

一般選抜でもデッサンや作品提出が必要ですか?

この記事で扱う方式表は教科試験、共テ、情報問題、小論文・調査書によるものです。総合型等の実技、課題レポート、面接の説明を一般の共通要件へ移さないでください。出願書類は最新の一般選抜要項で確認します。

共テ前期3教科型で理科2科目の高い方を使えますか?

本学科の文系重点方式では、2科目受験時の理科は第1解答科目で判定します。数学①②の高得点グループ採用や、他学科の理系重点方式の理科高得点採用と混同しないでください。

前期5・6教科型の550点と620点は、そのまま素点合計ですか?

大学指定の配点への換算後です。国語・地歴公民・英語各200、数学・理科各100、6教科型では情報100を加えます。指定教科・科目受験と有効出願等の条件があり、全科目の素点をそのまま足す制度ではありません。

情報問題併用型は共テ情報Ⅰの点で代用できますか?

できません。共テはIA+ⅡBCの数学200と英語200が必須で、独自情報Ⅰ・Ⅱ200を加えます。指定情報資格によるみなし点はありますが、共テ情報Ⅰや英検の点を独自情報へ置き換える制度ではありません。

英検だけで前期・中期の英語を受けずに済みますか?

指定試験、4技能、CSE、有効期間、登録等の条件を満たして外部英語を利用する場合、本学英語を受けない選択ができます。本学英語を受験して高い方を採用する経路もあります。独自後期や共テ英語の代替にはなりません。

留学費用は入試の検定料や学費とは別に確認すべきですか?

大学APは全員留学を案内し、基本のTAP参加費用を約145万円、2026年度実績としています。2027年度の固定額ではありません。学費と合わせた支出、対象範囲、追加費用、支払時期、代替プログラムの条件を大学へ確認してください。

参考資料

確認日:2026年10月6日。制度・科目・配点・日程は2027年度公式案内、問題分析は2026年度原本、結果は2025・2026年度を区別して使用しました。2027年度一般選抜・共テ最終要項は確認時点で11月掲載予定です。出願時には大学公式の最新要項・訂正情報を優先してください。

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