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明治大学 総合数理学部の一般選抜対策|2027年度の科目・配点と数学・英語の勉強法

明治大学総合数理学部の一般選抜を2027年度公式資料から解説。学部別の数学200点・英語120点、統計的な推測の追加、全学部統一の2つの数学試験と理科、共通テスト利用を整理。2026年度公開問題・出題意図と自作例から学習法を具体化します。

公開日 読了目安 約22分執筆:Eduroute編集部
明治大学総合数理学部の学部別入試の数学200点・英語120点と、2027年度の統計的な推測追加を示す専用図

明治大学総合数理学部の学部別入試は、数学200点・英語120点、計320点の2科目です。数学は120分、英語は70分。数学の比重が大きい一方、2026年度の公開問題では、数学の論述答案や英語の語句記述まで求められています。

2027年度受験で特に注意したいのは、学部別入試の数学Bに「統計的な推測」が追加されることです。また、全学部統一入試の4科目方式には理科があり、数学も2つの時限で受験します。「総合数理は英数だけ」という理解を、すべての方式へ広げないでください。

この記事は、総合数理学部3学科の一般選抜(一般入試)に限定し、方式別の科目・配点、過去問の読み方、数学・英語を中心とした勉強法を解説します。自己推薦特別入試などの総合型選抜・学校推薦型選抜の対策は扱いません。

情報の基準日は2026年10月5日です。 入試条件は大学公式の2027年度入試ガイド、出題の説明は2026年度の大学公開問題・解答用紙・出題意図を基にしています。確認日現在、一般選抜要項のページには参考用の2026年度要項が掲載されており、2027年度要項は公式ガイドで2026年11月上旬公開予定と案内されています。出願前に、公開後の最終要項と変更・訂正のお知らせを必ず確認してください。

総合数理学部は3学科:2026年度から「現象数理統計学科」へ名称変更

2027年度の学部ガイドでは、現象数理統計学科・先端メディアサイエンス学科・ネットワークデザイン学科の3学科が示されています。現象数理学科は、2026年度から現象数理統計学科に名称を変更しています。過年度の赤本や紹介記事に旧名称があっても、志望年度の正式名称を確認しましょう。

学科学びを比較するときの着眼点
現象数理統計学科現象の数理モデル、数学的な解析、統計・データサイエンス。現象を数式やデータで説明する学びに関心があるか
先端メディアサイエンス学科情報技術と人間の関わり、メディア、インタラクション。技術を通して新しい体験や表現をつくる学びに関心があるか
ネットワークデザイン学科情報・通信・エネルギー等のネットワーク、数理と工学。社会を支えるシステムの設計・解析に関心があるか

上の表は、公式紹介を基にした学科比較の入口です。学問の境界を固定するものではありません。各学科のカリキュラム・研究室・卒業研究のテーマまで読むと、同じ「情報系」でも何を学びたいのかが具体的になります。

大学公式の学部紹介とキャンパス案内も確認します。総合数理学部は中野キャンパスで学ぶ学部です。明治理工学部とは学ぶ内容に加え、入試の科目・問題も異なります。理工との併願を考える場合は、明治大学理工学部の一般選抜対策と分けて整理してください。

2027年度の学部別入試:2月17日、数学200点・英語120点

公式ガイドの学部別入学試験表(冊子159〜160ページ)では、3学科とも試験日は2027年2月17日(水)です。教科・配点・時間も共通です。

教科・配点範囲と試験時間
数学:200点数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A、数学B「数列、統計的な推測」、数学C「ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」/120分
英語:120点英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/70分
合計:320点数学・英語の2科目。学部別入試では理科を課さない

2027年度の学部別募集人員は、現象数理統計学科40人、先端メディアサイエンス学科51人、ネットワークデザイン学科32人です。学部全体の入学定員と、この方式の募集人員は別の数字です。

数学の「統計的な推測」は過去問だけでは補えない

大学の変更予告は、2026年度の学部別数学Bが「数列」、2027年度以降が「数列、統計的な推測」と明記しています。

したがって、2026年度以前の総合数理学部の過去問にこの単元が見当たらなくても、2027年度の対策から外せません。確率変数・確率分布、期待値・分散、二項分布・正規分布、標本平均、推定・仮説検定を教科書と対応問題集で学びます。数学Ⅰ「データの分析」と数学B「統計的な推測」は、同じ範囲ではありません。

ただし、出題範囲への追加は、2027年度に特定の形式・大問数・配点で出ることの予告ではありません。 微積分や確率・数列などの従来範囲も含めて準備します。

数学が62.5%でも、勉強時間をその比率で固定しない

数学は200÷320=62.5%、英語は37.5%です。学部別では数学の得点を伸ばす効果が大きい一方、英語を後回しにしてよいわけではありません。

例えば、数学の得点率を10ポイント上げると20点、英語なら12点の増加です。ただし「数学の10ポイント」と「英語の10ポイント」に必要な時間は、生徒によって違います。英語の語彙不足を数週間で改善できる人も、数学の未習範囲を埋めることが先の人もいます。配点と、今の失点がどこにあるかの両方から学習配分を決めましょう。

全学部統一入試:4科目方式は理科と2つの数学試験が必要

2027年度の全学部統一入試は2月5日(金)です。総合数理学部には3科目方式・4科目方式・英語4技能4科目方式があり、募集対象と合否判定に使う科目が違います。

以下は公式ガイドの冊子161〜165ページを基にした整理です。科目数の「4」には、別々に受験する2つの数学試験が含まれます。

方式・対象合否判定に使う科目と配点
3科目方式/現象数理統計学科のみ英語100点、国語100点、数学②200点。計400点。先端メディアサイエンス・ネットワークデザインでは募集しない
4科目方式/3学科英語150点、数学①100点、理科150点、数学②100点。計500点
英語4技能4科目方式/3学科英語資格・検定の換算得点50点満点、数学①100点、理科150点、数学②100点。計400点。当日の英語は免除

総合数理学部の通常方式で使う外国語は英語です。全学部統一全体ではドイツ語・フランス語もありますが、総合数理学部へそのまま当てはめないでください。

数学①と数学②は、同じ試験を2倍するという意味ではない

試験科目指定範囲と受験上の注意
数学①/2時限・60分数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A、数学B「数列、統計的な推測」、数学C「ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」。数学Ⅲを含む
数学②/4時限・60分数学Ⅰ・Ⅱ・A、数学B「数列、統計的な推測」、数学C「ベクトル」。数学Ⅲや数学C「平面上の曲線と複素数平面」はこの試験の指定範囲に含まれない
理科/3時限・60分物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目。100点満点の試験を150点へ換算

3科目方式では数学②の100点満点を200点へ換算します。4科目方式では数学①・②を各100点で使います。3科目方式の数学200点と、4科目方式の数学合計200点は、受ける試験が違います。

数学Ⅲを受験しない3科目方式もありますが、現象数理統計学科だけの募集で、国語が必要です。学部別や他の私立理系との併願を続けるなら、数学Ⅲの学習をやめる判断とは切り分けます。国語はこの方式の受験には必要ですが、Edurouteの高校生向け指導対象外です。

英語4技能方式の50点は、当日の英語150点に加算する点数ではない

英語4技能4科目方式は独立した募集枠です。所定の資格・スコアが出願資格となり、スコアに応じて40点・45点・50点を付与します。当日の英語の点数へ追加する方式ではなく、当日の英語を受験してもこの方式ではその得点を利用しません。

例えば公式ガイドの英検基準では、40点換算は2級合格かつCSE2.0スコア1980以上、45点換算は2級合格かつ2088以上、50点換算は準1級以上の級合格が基準です。80%・90%換算では2級合格時のCSEスコアを使うため、他級のスコアを流用しないよう注意します。

2027年度ガイドの有効期間は、原則2025年1月1日以降の受験分で、英検は証明書の受験回が2024年度第3回以降のものです。異なる受験回の各技能スコアは合算できません。検定の種類・実施形式・必要書類も条件があるので、基準値だけで出願可否を判断しないでください。

TOEFL iBTには、2026年1月20日以前と1月21日以降で異なるスコア基準があります。総合数理学部の公式告知と最終要項で受験日・スケール・証明書を照合します。新旧スコアを自己判断で置き換えないことが大切です。

明治大学総合数理学部の学部別、全学部統一4科目、現象数理統計学科の3科目方式を、必要科目と学習上の注意で比較した図

理科を使う併願では、学部別の英数対策と並行して維持する

学部別だけなら理科を課しませんが、全学部統一4科目方式や他大学の理系学部を併願するなら、理科の演習時間も必要です。全学部統一の理科は60分なので、学部別用の120分数学とは別に、時間内で処理する練習を設けます。

物理は状況図・力や電流の向き・立式の根拠、化学は反応式・物質量・単位、生物は用語と実験条件・図表の対応を答案や余白に残します。復習では「知識を忘れた」「条件を読み違えた」「計算が止まった」を分けてください。本記事で扱う学部別の数学・英語の出題分析を、全学部統一の理科の傾向へ流用しないようにします。

共通テスト利用:前期は国語も必要、後期は4科目で判定

総合数理学部は、3学科とも大学入学共通テスト利用入試の前期・後期があります。大学独自の個別学力検査は課しません。公式ガイドの冊子169〜171ページでは、次の科目を指定しています。

日程必要科目と配点
前期:5科目・600点国語100点、数学Ⅰ・A100点、数学Ⅱ・B・C100点、理科1科目100点、英語200点
後期:4科目・500点数学Ⅰ・A100点、数学Ⅱ・B・C100点、理科1科目100点、英語200点

理科は物理・化学・生物・地学から1科目で、2科目を受験した場合は高得点科目を使います。第1・第2解答科目にかかわらず判定対象です。理科の基礎科目だけの組合せは、この指定科目ではありません。 英語はリーディング100点・リスニング100点を使い、前期の国語は200点を100点へ換算します。リスニング免除等の特例は要項で確認します。

2027年度の共通テストは1月16日(土)・17日(日)。後期の出願は2月22日(月)〜3月1日(月)の消印有効と案内されています。後期にもう一度共通テストを受けるわけではありません。 1月の指定科目の成績を使うため、後期を考える場合も必要科目を先に受験しておきます。

前期の国語が必要か、学部別・全学部統一・共通テスト利用をどこまで併願するかを、共通テストの科目登録と照合してください。

2026年度の学部別数学:5題で、後半2題は途中経過も書く

大学の過去問案内からリンクされている赤本オンラインの公開資料で、2026年度・総合数理学部・一般選抜・学部別入試の問題、解答用紙、出題意図を確認できます。

数学の出題意図は、5題の形式をⅠ=マークシート、Ⅱ・Ⅲ=記入、Ⅳ・Ⅴ=論述と説明しています。Ⅱ・Ⅲの「記入」は、数・式等の答えを書く形式です。途中経過を含む論述答案が必要なⅣ・Ⅴとは区別します。

2026年度の大問公式の出題意図と問題から確認できる学習課題
Ⅰ:マーク複素数平面・微分・ベクトル・数列などの基本事項。計算だけでなく、解答欄の指定どおりに表す練習
Ⅱ:記入確率、数列の極限、定積分と極限の関係。式の構造を見分け、短い答案でも答えを正確に書く練習
Ⅲ:記入座標平面上の点の移動を題材にした確率と幾何。移動の結果を整理し、図形条件と確率を結び付ける練習
Ⅳ:論述関数と数列の融合、微分・積分の応用、帰納的な考え方。前の設問から一般形を推測し、証明する練習
Ⅴ:論述平面図形の運動を数式で表し、微分・積分で解析。文章条件から座標・周期・積分を設定する練習

これは2026年度の確認結果で、2027年度の出題予想ではありません。過年度には大問数が異なる年度もあるため、「5題だから必ず1題24分」と固定せず、問題冊子を見て解く順序を決めます。

河合塾Kei-Netの数学Ⅲ・C分析も参照できます。ただし、ページは明治大学の複数学部を扱っています。そこで挙げられている全単元を、総合数理学部の2026年度出題単元として読み替えないでください。

微積分は「計算できる」から「条件を式にできる」へ進む

微分・積分の公式を覚えた後は、定義域、増減、接点、積分区間、求める量を確認します。式が作れないのか、式は作れるが計算が遅いのかで復習先が違います。

編集部の自作例: 曲線 y=log(1+x)、x軸、直線 x=0・x=1で囲まれる面積を求めます。logは自然対数です。0≦x≦1でlog(1+x)≧0なので、面積Sは次の定積分です。

S = ∫[0,1] log(1+x) dx
  = [(1+x)log(1+x) - (1+x)] の0から1までの差
  = 2log2 - 1

原始関数を微分してlog(1+x)に戻るか、面積が正かを確かめます。「積分結果だけを書ける」状態から、区間・上下関係・計算の検算まで一続きに説明できる状態を目指しましょう。大学の実問題の転載・改変例ではありません。

確率は、何を1通りと数えるかを先に決める

点の移動や繰り返し試行では、同じ最終状態に至る経路が複数あります。「状態の数」を数えただけでは確率にならない場合があります。

編集部の自作例: 各回が独立で、表の確率がpのコインを4回投げ、表がちょうど2回出る確率を考えます。表の出る位置は4個の場所から2個を選ぶ6通りで、各並びの確率はp²(1−p)²です。

P(表がちょうど2回) = 6p²(1-p)²
p = 1/2 なら 6 × (1/2)⁴ = 3/8

表・裏の出方が等確率でない場合でも、6通りだから「6÷16」としてしまうのは誤りです。試行が独立か、各経路が等確率か、同じ結果に至る経路をまとめてよいかを、問題ごとに確かめます。

論述では、推測した一般形と証明を分ける

具体的な数項を計算して規則を見つけることと、その規則がすべての自然数で成り立つことを示すことは別です。数学的帰納法では、最初の場合と、ある番号で成り立つときに次でも成り立つことを書きます。

編集部の自作例: a₁=1、aₙ₊₁=(aₙ+6)/3で定める数列の極限を求めます。

3 - aₙ₊₁ = (3 - aₙ)/3
3 - a₁ = 2
したがって 3 - aₙ = 2/3ⁿ⁻¹、aₙ = 3 - 2/3ⁿ⁻¹

一般式はn=1で成り立ち、式を漸化式へ代入するとn+1でも成り立つので、帰納法で確認できます。さらに2/3ⁿ⁻¹→0よりaₙ→3です。

「極限をLとしてL=(L+6)/3を解く」だけでは、数列が収束する根拠を省いています。この例なら一般式から収束まで説明できます。過去問の論述でも、必要な根拠を言葉と式でつなげる練習をします。途中答案の配点や部分点は公表資料から推測して断定しません。

新範囲の統計は、公式を使える条件と結論の意味まで確認する

編集部の自作例: 母集団が正規分布に従い、母標準偏差σ=8が既知とします。独立に抽出した64個の標本の平均が52だったとき、母平均の95%信頼区間を求めます。

標本平均の標準偏差はσ/√n=8/√64=1です。標準正規分布の中央95%に対応する値を1.96として、次のように計算します。

52 ± 1.96 × 8/√64 = 52 ± 1.96
95%信頼区間:約 [50.04, 53.96]

σ/√nとσを取り違えないこと、母標準偏差が既知という条件を使っていることがポイントです。標本数を256にすると区間の半幅は0.98となり、標本数4倍で半幅が半分になります。

95%という意味は、同じ方法で標本抽出と区間推定を繰り返したとき、作られる区間の約95%が真の母平均を含むことです。母平均が固定されているこの説明で、計算済みの特定の区間へ母平均が入る確率が95%と言い換えないようにします。

この例は単元理解の練習で、2027年度の出題形式を予測するものではありません。教科書で二項分布・正規分布、標本平均、仮説検定まで学び、範囲を一部だけに絞らないでください。

2026年度の学部別英語:読解2題、文章中の空所補充、会話

大学公開の出題意図・問題・解答用紙を照合すると、2026年度はⅠ・Ⅱが読解、Ⅲが文章中の空所補充、Ⅳが会話です。選択式が中心ですが、Ⅱには英文中の空所へ英語1語ずつを書く設問があります。

2026年度の大問解くときに確認すること
Ⅰ:読解指示語、文脈に合う語、事実関係、関連英文との対応。根拠を本文のどこに置いたか
Ⅱ:読解文構造・主旨、図表と英文のデータ、語句記述。数字の指標・対象・期間が一致しているか
Ⅲ:文章中の空所補充文法・語法と前後の文脈。品詞や構文だけで決められる部分と、意味の判断が必要な部分を分けられるか
Ⅳ:会話場面に合う応答、提案・承諾・口語表現、やり取りの流れ。相手の発言へ自然につながるか

70分の試験では、読めることと、制限時間内に設問の根拠まで確認できることの両方が必要です。Kei-Netの英語分析は明治大学全体の分析なので、理工学部の和訳等を総合数理学部の形式として扱わないようにします。

内容一致は、単語の一致より「どこまで言っているか」を見る

編集部の自作英文:

A larger sample may reduce random error, but it does not necessarily remove bias. If participants are selected from only one school, collecting more responses from that school may still produce an unrepresentative sample.

正しい読み方は、「標本数を増やすと偶然の誤差が小さくなる可能性はあるが、偏りが必ずなくなるわけではない」です。「人数を増やせば、どんな調査でも代表性が高まる」という選択肢は、does not necessarilyと、1校だけから選ぶ条件を落としています。

復習では、選択肢の主語・条件・程度表現を本文と照合します。mayを必ず起きることへ変える、one schoolを全校へ広げる、関連を原因と読み替える、といった誤りを言葉にしましょう。答えの番号を覚えるだけでは、次の英文に生かしにくくなります。

図表では、指標と単位を英文へ対応させる

例えば自作の学習例として、「参加者が80人から100人になった」という記述なら、増加人数は20人、増加率は20÷80=25%です。「参加率が40%から50%になった」なら、10ポイント上昇で、元の値に対する相対的な増加率は25%です。

数字が合っていても、人数と率、%とポイント、国全体と一地域を取り違えると誤答になります。図表を先に見て、タイトル・軸・単位・比較期間を確認し、設問が聞いている対象を英文へ戻して照合します。

語句記述と会話は、短い練習を継続する

英語の記述では、意味だけでなく、品詞・数・時制・綴りまで確認します。編集部の自作例として、語increaseを適切な形に変えて入れる問題なら、次の文ではincreasedです。

The number of applications has ______ since last year.(increase)

hasの後の現在完了形なので過去分詞が必要です。長文で意味を理解できた単語でも、自分で正しく書けるかを別に確認しましょう。

会話では、直前の発言だけでなく、その後の返答も読みます。「手伝いを申し出ている」「断りつつ代案を出している」など、発言の役割を短く説明する練習をします。口語表現の暗記と、文脈の確認を組み合わせてください。

過去問は、点数より「時間内に直せる失点」を記録する

最初は1年度分を本番の時間で解き、解答用紙の形式も再現します。学部別用の教材と全学部統一用の教材を分け、年度・方式・学部・科目をそろえてください。教学社の総合数理学部・学部別入試の赤本も、対象方式を確認する手がかりになります。

初回の時間配分の仮案として、数学は全体確認5分、Ⅰ〜Ⅲに55分、Ⅳ・Ⅴに45分、見直し15分、計120分。英語は読解2題に計50分、Ⅲに8分、Ⅳに7分、確認5分、計70分と置けます。これは編集部が示す練習用の例で、公式の推奨配分や、各大問の難易度・配点を示すものではありません。解く順序と所要時間を記録し、自分の答案に合わせて調整します。

数学で後半の最後の設問に長く止まり、前半の未確認の計算を残した場合は、途中で移る基準を決めます。一方、前半の記入問題を丁寧に解いた方が安定する人もいます。難問を避けること自体を目的にせず、取れる問題の取りこぼしを減らしましょう。

復習では、次の5つに分けて記録します。

失点の原因次の学習で行うこと
知識・公式が未定着教科書の該当箇所と基本問題へ戻り、説明なしで再現する
問題文を式・図へ変換できない数学は条件と図、英語は主語・構造・指示語を整理する
計算・綴り・解答欄の誤り誤りが出た行を特定し、検算や転記の確認手順を決める
根拠を説明できない論述は式の間の理由、英語は本文と選択肢の対応を書き直す
時間不足解けたが遅かった設問と、着手方針がなかった設問を分ける

数学の大問ごとの配点や論述の部分点を自己流で細かく割り振ると、精密そうな点数だけが残ることがあります。配点が分からない部分は、正解した設問・根拠を書けた箇所・使った時間を記録してください。英語も配点不明なら「正答数」と「公式配点へ換算した得点」を混同しません。

2026年度の合格最低点は、2027年度の安全圏ではない

公式ガイドの2026年度学部別結果(冊子172ページ)では、合格最低点は次のとおりです。320点満点の過年度の結果であり、必要な学習量や2027年度の合格基準を確約する数値ではありません。

学科2026年度学部別の合格最低点
現象数理統計学科201/320点
先端メディアサイエンス学科203/320点
ネットワークデザイン学科188/320点

結果表は追加合格を含むと注記されています。学科ごとの最低点だけを見て学びたい分野を変えたり、自己採点が過年度最低点をわずかに超えたことで対策を終えたりしないでください。問題難易度・受験者の得点分布・募集状況も年度で変わり、2027年度は数学の範囲も変わります。

残り期間の計画は、数学の未習範囲と英語の読解力から決める

学部別を中心に準備する場合でも、学習計画は一人ひとり異なります。先に数学の未習単元、英語を時間無制限なら読めるか、併願で理科・共通テストを使うかを整理します。

現在の状態優先する学習
数学Ⅲや統計が未習教科書の定義・基本問題から学び、既習単元の復習と並行する。過去問の解説暗記だけで埋めない
数学の基本問題は解けるが論述が止まる確率の条件整理、関数・数列の融合、帰納法を、途中経過と理由を含む答案で練習する
英文を時間無制限でも読み取れない単語・熟語、文法、1文の構造と意味を確認する。速読だけを課題にしない
英文は読めるが70分に収まらない根拠探し・選択肢比較・空所補充の所要時間を測り、戻り読みが必要になった原因を直す
全学部統一4科目も受験する2つの数学試験と理科を60分単位で演習し、学部別とは別に時間配分を作る

例えば1週間の学習は、数学の弱点単元と新範囲の統計、論述答案の作成、英語の読解・空所補充・語句記述、週末の時間を測る演習と復習を組み合わせます。学部別で理科を課さないことを理由に、併願先で必要な理科の学習をゼロにしないようにします。

参考書は、学校で使っている教科書・問題集の再現率を先に確認しましょう。基本問題で止まるなら説明のある教材、式は作れるが遅いなら計算演習、論述が書けないなら答案例まで確認できる教材を選びます。冊数を増やすより、「前に間違えた問題を、別の日に自力で説明して解けるか」を基準にします。

理科大の情報系との併願を考える場合は、東京理科大学創域情報学部の一般選抜対策も方式別に読み比べてください。学習計画全体は理科大・MARCH理系への学習ロードマップで整理できます。

生徒と保護者が出願前に確認すること

公式資料と学習記録を一緒に見て、次の点を確認します。

確認項目確認する内容
学科現象数理統計・先端メディアサイエンス・ネットワークデザインの学びを比較したか。旧名称の資料と区別できているか
方式と科目学部別の英数2科目、全学部統一の3方式、共通テスト前期・後期を別々に整理したか
数学の範囲学部別の統計追加を反映したか。全学部統一の数学①・②を区別したか
英語資格方式、級・スコア、受験日、有効期間、提出書類まで確認したか
出願手続志望年度の要項で登録・検定料納入・書類郵送の期限を確認したか。登録だけで完了したと考えていないか
併願と入学手続試験日、移動・宿泊、合格発表、入学手続締切と費用の時期を一覧にしたか

公式ガイドでは、同一学部の学部別入試で複数の学科を併願することはできません。全学部統一でも同一学部内の複数学科併願はできず、同一学科への方式間併願は科目条件と合わせて確認します。共通テスト利用も、総合数理学部は同一日程で複数学科を併願できません。入試区分が変われば同じ併願ルールとは限らないため、最終要項の併願可否表を読みます。

大学公式Q&Aでは、Web登録だけで出願は完了せず、期間内の検定料納入と必要書類の郵送も必要と説明しています。2027年度の期限・方法は最終要項で確定させましょう。外国で学校教育を受けた場合等の出願資格についても、2027年度の変更案内を確認してください。

保護者との話し合いでは、過去問の合計点だけでなく、数学の未習範囲、論述の書き方、英語の時間不足、併願理科の学習時間を共有すると、支援する内容を具体化できます。

Edurouteでは、高校生・既卒生の数学・物理・化学・生物・英語を個別に指導しています。自分で原因を特定しにくい場合は、解いた答案、所要時間、志望学科と方式を整理して相談すると、どの学習へ戻る必要があるかを検討しやすくなります。理科大・MARCH理系向けの個別指導で対象と指導内容を確認できます。

参考資料

確認日:2026年10月5日。2027年度の入試条件と2026年度の出題・結果を区別して参照しています。出願時は大学公式の最新一般選抜要項・変更・訂正のお知らせを最終確認してください。

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