定期テスト
中学生の定期テスト勉強法|2週間前からの計画と数学・理科・英語の進め方
中学生の定期テストで何から勉強すればよいか迷う方向けに、2週間前を目安にした学習計画と、数学・理科・英語の優先順位、ワークの回し方、テスト後の復習を具体的に解説します。
定期テストが近づくと、「何から始めればよいか分からない」「学校のワークを終わらせるだけで精一杯」「勉強しているのに点数につながらない」と感じる中学生は少なくありません。
定期テスト対策で重要なのは、長時間机に向かうことだけではありません。テスト範囲を分け、できる問題とできない問題を早めに判別し、残り時間を苦手に使える状態を作ることが大切です。
この記事では、定期テスト全体の予定を見渡しながら、Edurouteの指導対象である数学・理科・英語を中心に、2週間前を一つの目安とした学習計画を整理します。学校や部活動の予定によって使える時間は異なるため、日数そのものより「どの順番で進めるか」を参考にしてください。
まず最初にやることは「勉強」ではなく範囲の整理
テスト勉強を始める前に、次のものを集めます。
- テスト範囲表
- 学校の教科書
- 学校ワーク・問題集
- 授業プリント
- ノート
- 前回の定期テスト
この時点で、各教科について「どこまでが範囲か」「提出物は何か」「まだ終わっていないページはどこか」を確認します。
ここを飛ばして、得意な教科だけ勉強したり、参考書を最初から読み直したりすると、テスト直前に提出物と苦手範囲が同時に残りやすくなります。
2週間前からの定期テスト対策モデル
2週間前はあくまで目安です。範囲が広い場合や苦手科目が多い場合は、もっと早く始めても構いません。
おすすめは、14日間を「範囲確認」「1周目」「苦手の絞り込み」「解き直し」の4段階に分けることです。
14〜11日前:範囲を確認して1周目を始める
この時期は、完璧に覚えることよりも全範囲に一度触れることを優先します。
学校ワークを解きながら、問題を次の3種類に分けます。
- A:何も見ずに解けた
- B:解説を見れば理解できた
- C:解説を見ても分からない
Aは後回しにし、BとCに印を付けます。
10〜7日前:Bを自力で解ける問題に変える
得点を伸ばしやすいのは、「全く分からない問題」だけではありません。
一度解説を読めば分かるBの問題を、自力で解ける状態へ変えることが重要です。
学校ワークの2周目では、全問題を最初から解くのではなく、BとCを中心に進めます。
6〜3日前:Cを絞って質問・復習する
Cの中でも、すべてを同じ深さで勉強する必要はありません。
- 基礎問題なのに解けない
- 今後の単元にもつながる
- 学校の授業で繰り返し扱っている
といった問題を優先します。
自分で解決できない場合は、学校の先生や塾・家庭教師などに、問題そのものだけでなく「どこから分からなくなったか」を見てもらうと整理しやすくなります。
2日前〜前日:新しい範囲を広げず確認に使う
直前期は、新しい問題集を増やすより、
- 間違えた問題
- 英単語・熟語
- 理科の覚えにくい用語・計算
- 数学の計算ミスが多い問題
を確認します。
「やったことがある問題を確実にする」ことを優先します。
数学・理科・英語は同じ方法で勉強しない
ここではEdurouteが指導する数学・理科・英語を詳しく扱います。同じ定期テスト科目でも、必要な勉強方法はそれぞれ異なります。
数学:できなかった問題を「原因」で分ける
数学では、答えが合ったかどうかだけでなく、なぜ間違えたかを確認します。
例えば、
- 計算ミス
- 公式を忘れた
- 問題文から式を作れなかった
- 解き方そのものが分からなかった
では、必要な復習が違います。
同じ種類の問題を2〜3問続けて解き、自力で再現できるか確認します。
英語:単語・文法・本文を分ける
英語は、
- 単語・熟語
- 文法
- 教科書本文
- 英作文
- リスニング
など、学校の出題範囲に合わせて分けます。
「英語を勉強する」ではなく、「今日はテスト範囲の単語30語と、比較の文法問題を解く」のように具体化します。
理科:暗記と計算を分ける
理科は、用語を覚えるだけで終わる単元と、計算やグラフの処理が必要な単元を分けます。
例えば化学分野なら、用語を覚えていても計算式を立てられなければ得点できない問題があります。
教科書の図や実験も確認し、「なぜその結果になるのか」を説明できるか確認します。
国語・社会もテスト全体の予定には入れる
学校の定期テストでは、国語・社会も当然対策が必要になる場合があります。
ただし、Edurouteでは国語・社会を指導対象としていないため、この記事では詳しい勉強法までは扱いません。テスト範囲表と学校教材を確認し、数学・理科・英語だけに時間を使いすぎないよう、必要な学習時間を全体計画へ組み込んでください。
具体例:数学のワークが30ページ残っているとき
テスト10日前に、数学ワークが30ページ残っているとします。
「1日3ページやれば終わる」とだけ決めると、難しいページで止まり、予定が崩れることがあります。
そこで最初の3日間は、1ページずつ完璧にするのではなく、範囲全体を進めながらA・B・Cを付けます。
仮に、
- A:18ページ
- B:8ページ
- C:4ページ
だった場合、残り期間の重点は30ページ全部ではなく、Bの8ページとCの4ページです。
このようにすると、「終わらせる勉強」から「できない問題を減らす勉強」へ変えられます。
テスト前にやりがちな失敗
きれいなまとめノートを作ることが目的になる
ノート整理そのものが悪いわけではありません。
ただし、見た目を整えることに時間を使いすぎると、問題を解く時間が減ります。
まとめる場合は、「覚えられないところ」「間違えたところ」に絞ります。
得意科目ばかり進める
解ける問題は気持ちよく進むため、得意科目へ時間が偏りやすくなります。
勉強時間だけでなく、残っている苦手問題の数も確認します。
ワークを一度提出して終わる
一度解いたときに答えを写して終わると、テスト本番で再現できないことがあります。
間違えた問題は、時間を空けてもう一度解きます。
テスト後の復習までが次回の対策
定期テストが返却されたら、点数だけを見て終わらせません。
間違いを、
- 知識不足
- 計算ミス
- 問題文の読み違い
- 時間不足
- 勉強していなかった範囲
に分けます。
例えば「数学で計算ミスが多かった」なら、次回は計算問題を解く量だけでなく、途中式を残す方法まで変える必要があります。
テスト直しは、次回の勉強計画を改善するための材料です。
一人で計画を立てても毎回崩れる場合
次のような状態が続く場合は、勉強時間よりも「計画の作り方」や「苦手の見つけ方」を見直した方がよいことがあります。
- 毎回テスト直前にワークが残る
- 勉強しているのに同じ単元で間違える
- 数学・理科・英語の優先順位を決められない
- 分からない問題を放置してしまう
- 部活動とテスト勉強を両立できない
Edurouteでは、中学生向けに数学・理科・英語を指導対象とした定期テスト・内申点対策コースを用意しています。学校の進度やテスト範囲に合わせて、必要な単元から個別に整理したい場合は、コース内容も確認してみてください。
定期テストは「全部を同じだけやる」より優先順位を付ける
定期テスト対策では、
- 範囲を確認する
- 一度全体を解く
- A・B・Cに分ける
- Bを自力で解けるようにする
- Cの基礎問題を優先する
- 直前は間違い直しに使う
- テスト後に原因を分類する
という流れを作ると、やるべきことが明確になります。
まずはテスト範囲表と学校ワークを開き、「まだ終わっていない量」と「今すぐ解けない問題」を分けるところから始めてみてください。
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