定期テスト
高1の定期テスト勉強法|中学との違いに対応する2週間の進め方
高校1年生の定期テストで何から始めればよいか迷う方向けに、中学との違い、2週間前からの計画、数学・英語・理科の進め方を具体例付きで解説します。
高1の定期テストでは、「中学のときと同じやり方で勉強したのに間に合わなかった」「数学の進みが急に速くなった」「科目数が増えて何から手を付ければよいか分からない」と感じることがあります。
高校では、同じ「定期テスト」でも中学より範囲や課題量が増えやすく、数学・英語は前に習った内容を使いながら次へ進みます。
そのため、高1では点数だけを見るより、中学式の勉強から高校式の勉強へ切り替えることが重要です。
この記事では、Edurouteの指導対象である数学・英語・理科を中心に、高1の定期テスト対策を整理します。
高1の定期テストは中学と何が違う?
科目と課題を「教科名」だけで管理しにくくなる
高校では、数学や理科が複数科目に分かれることがあります。
「数学をやる」と決めるだけでは、どの問題集の何ページを終えるのか曖昧になりやすくなります。
授業の進度が速く、分からないまま次へ進みやすい
数学や英語では、一度つまずくと次の授業にも影響することがあります。
テスト前に初めてワークを開くのではなく、普段から「分からない問題」を残しておく方が対策しやすくなります。
暗記だけでは対応しにくい問題が増える
数学の式変形、英語の文構造、理科の計算や考察など、理解して使う力が必要になります。
公式や単語を覚えるだけでなく、問題の中で使えるか確認します。
最初の定期テストは「高校での勉強法を作るテスト」と考える
最初のテスト結果だけで「高校の勉強についていけない」と決める必要はありません。
むしろ、
- 何日前から始めれば間に合うか
- 数学の問題集に何日かかるか
- 英単語は一度で覚えられるか
- 理科の計算問題にどれくらい時間が必要か
を知る機会として使います。
テスト後に計画を修正できれば、次回からはより現実的な勉強量を見積もれます。
高1の定期テストは2週間前から4段階で進める
14〜10日前:範囲と課題量を確認する
まず、
- テスト科目
- 試験範囲
- 提出物
- 学校ワークの残り
- すでに分からない単元
を書き出します。
この時点で数学・英語・理科は一度問題に触れ、「時間がかかる科目」を先に見つけます。
9〜5日前:解けない問題を分類する
問題を、
- ○:何も見ずに解ける
- △:解説を見れば分かる
- ×:解説を見ても分からない
に分けます。
まず△を○へ変えます。×は放置せず、教科書へ戻る、学校の先生へ質問するなどして原因を確認します。
4〜2日前:何も見ずに解き直す
この時期は「分かった」ではなく「再現できるか」を確認します。
数学なら途中式から自力で解く、英語なら単語・文法・本文を混ぜる、理科なら知識と計算を組み合わせて解きます。
前日:間違えるものだけ残す
前日は新しい教材へ広げず、
- 何度も間違えた問題
- 英単語
- 公式
- 理科の用語
- 計算ミスが多い問題
へ絞ります。
数学は「高校内容」だけでなく中学内容も確認する
高1数学で止まったとき、原因が高校の公式そのものとは限りません。
例えば因数分解で時間がかかる場合、
x² + 5x + 6 = (x + 2)(x + 3)
の考え方以前に、
- 符号
- 展開
- 文字式の計算
が不安定なことがあります。
高校数学についていけない場合の戻り方は、高校数学についていけない原因と対策でも詳しく説明しています。
英語は「単語・文法・本文」を別のタスクにする
「英語を1時間勉強する」ではなく、
- 単語40語
- 文法問題10問
- 教科書本文1セクション
のように分けます。
単語だけ終わって本文が読めない、本文だけ読んで文法問題が解けない、といった偏りを防ぎやすくなります。
理科は「覚える問題」と「考える問題」を分ける
学校によって高1で扱う理科科目や進度は異なります。
そのため、まず自分の学校の範囲を確認したうえで、
- 用語・定義
- 計算
- グラフ
- 実験・考察
に分けます。
用語を覚えるだけでは解けない計算・考察問題は、早めに問題演習へ入ります。
具体例:部活動がある高1の2週間
仮に、
- 数学:問題集30ページ
- 英語:単語150語+文法3単元
- 化学基礎:計算問題と用語
- 平日は部活動で勉強時間が限られる
とします。
この場合、平日にすべてを均等に進めるより、
| 時期 | 数学 | 英語 | 理科 |
|---|---|---|---|
| 14〜10日前 | 問題集1周目 | 単語開始 | 範囲確認+基本問題 |
| 9〜5日前 | △・×を解き直す | 文法+単語 | 計算問題を重点 |
| 4〜2日前 | 混合演習 | 本文+文法 | 知識+計算を混ぜる |
| 前日 | 間違いだけ | 未定着単語 | 公式・用語確認 |
のように進めます。
ポイントは「毎日同じ量」ではなく、早く始めないと間に合わない科目を先に動かすことです。
テスト後に必ず1回だけ振り返る
返却後は、各科目について一つずつ原因を決めます。
例えば、
- 数学:ワーク開始が遅かった
- 英語:単語は覚えたが文法演習が不足
- 理科:公式は覚えたが計算練習が不足
と整理します。
次のテストでは、その原因を一つ修正します。
高1で一人で学習ペースを作りにくい場合
次のような状態では、問題の解き方よりも「いつ何をするか」の設計が必要な場合があります。
- 中学と同じ勉強法でテスト範囲が終わらない
- 数学だけ授業についていけなくなってきた
- 英語の単語・文法・本文のどれを優先すべきか分からない
- 部活動後に計画どおり進まない
- 一度つまずくと前の単元まで戻れない
Edurouteでは、高校生向けに数学・物理・化学・生物・英語を指導対象とした定期テスト対策コースを用意しています。学校の教材と進度に合わせ、必要なところまで戻りながら学習したい場合は、コース内容も確認してみてください。
高1では「高校式の勉強法」を作ることが重要
高1の定期テスト対策では、
- 2週間前に範囲を見渡す
- 科目を具体的なタスクへ分ける
- 数学・英語・理科は早めに問題へ触れる
- △の問題を○へ変える
- テスト後に次回の計画を修正する
という流れを作ります。
最初から完璧な計画を作る必要はありません。まず一度、自分が数学30ページに何日かかるのかを把握するところから始めてみてください。
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