定期テスト

高3の定期テスト勉強法|大学受験・推薦と両立する優先順位の決め方

高校3年生の定期テストと大学受験をどう両立するか、推薦・一般選抜で異なる優先順位、数学・理科・英語の進め方、具体的な時間配分の考え方を解説します。

公開日 読了目安 約5分執筆:Eduroute編集部
高校3年生が推薦と一般選抜の進路に応じて定期テストと大学受験の優先順位を決める図解

高3になると、「定期テストより受験勉強を優先すべきか」「推薦を考えているから学校成績も落とせない」「テスト前に受験勉強が止まるのが不安」と迷いやすくなります。

高3では、定期テストの優先順位を一律に決めることはできません。

推薦を使うのか、一般選抜が中心なのか、まだ進路を決め切れていないのかによって、学校のテストに使う時間は変わります。

この記事では、Edurouteの指導対象である数学・物理・化学・生物・英語を中心に、高3の定期テストと大学受験を両立する考え方を整理します。

高3は最初に「受験方式」を確認する

学校推薦型選抜を考えている

学校推薦型選抜では、学校成績や校内推薦条件が関係する場合があります。

定期テストを軽視せず、在籍高校の進路指導や大学の最新の募集要項を確認します。

指定校推薦の考え方は、指定校推薦を目指す高校生へでも整理しています。

一般選抜が中心

一般選抜を中心に考える場合でも、学校の授業で扱う数学・理科・英語は受験範囲と重なることがあります。

一方で、学校独自の細かい課題へ必要以上に時間を使い、志望校対策が止まるのも避けたいところです。

「学校テストか受験か」の二択ではなく、重なる範囲を優先して効率よく使うことが重要です。

まだ推薦・一般を決めていない

進路が未確定なら、早い段階で片方を捨てるのは避けます。

学校の成績を維持しつつ、数学・理科・英語の受験基礎も止めないようにします。

高3で推薦・一般選抜・未決定の3パターンから定期テストの優先順位を決める図

定期テスト範囲を3種類に分ける

高3では、テスト範囲を次の3つに分けると優先順位を決めやすくなります。

A:志望校の受験科目と直接重なる

数学・英語・物理・化学など、入試でも使う範囲です。

ここは定期テスト対策をそのまま受験基礎・演習として利用します。

B:学校成績上は重要だが、入試では直接使わない

推薦を考える場合や学校評価を維持する必要がある場合は、必要な水準まで対策します。

ただし、一般選抜中心なら、Aと同じ深さまで時間をかける必要があるかを考えます。

C:すでに十分できている

自力で解ける問題へ何度も時間を使うより、苦手や過去問へ回します。

高3のテスト前は「受験勉強をゼロにしない」

テスト前に学校対策へ集中する時期があっても、受験勉強を完全に止めると再開に時間がかかることがあります。

例えば、

  • 英単語
  • 数学の計算
  • 志望校の頻出単元の短い復習

など、短時間で続けられるものだけ残します。

逆に、推薦で学校成績を重視する必要がある場合は、テスト前は学校対策の比重を大きくします。

数学・理科・英語の使い分け

数学:学校範囲が受験範囲なら一度で仕上げる

学校のテスト範囲と入試範囲が重なるなら、

  1. 教科書・学校問題集で基礎
  2. 定期テストレベルで定着
  3. 受験問題で応用

という順でつなげます。

同じ単元を「定期テスト用」と「受験用」に別々にゼロから勉強しないことがポイントです。

英語:語彙を止めず、学校本文は構文確認に使う

テスト前でも、受験用の英単語は少量継続します。

学校本文は、単に和訳を覚えるだけでなく、

  • 主語・動詞
  • 文法
  • 構文
  • 語彙

を確認する教材として使います。

物理・化学・生物:学校範囲を基礎完成の期限にする

高3の理科は、学校の進度と入試演習の開始時期が重なることがあります。

学校で習った単元を「あとで受験用にやり直す」のではなく、定期テストまでに基本問題を自力で解ける状態へ近づけます。

具体例:私立理系の一般選抜を考える高3

仮に、

  • 受験科目:数学・英語・化学
  • 学校テスト:数学・英語・化学・生物ほか
  • 数学:受験でも苦手
  • 英語:単語は継続中
  • 化学:学校範囲がそのまま受験範囲
  • 生物:受験では使わない

とします。

この場合、

科目優先順位理由
数学高受験科目かつ苦手
英語高受験科目、継続が必要
化学高学校と受験が重なる
生物必要水準まで学校評価には必要、受験では使わない

のように整理できます。

ただし、推薦を併用する可能性がある場合や学校の評価条件によっては、生物を含む学校科目の扱いも変わります。

具体例:指定校推薦を考える高3

推薦を中心に考えている場合は、定期テストの優先順位が高くなります。

特に、

  • 校内推薦条件
  • 学習成績の条件
  • 提出物
  • 面接・書類準備

などを学校の指示に沿って確認します。

「推薦だから受験勉強は不要」と考えるのではなく、大学入学後につながる数学・理科・英語の基礎も残します。

過去問と定期テストが重なったらどうする?

まず締切を確認します。

  • 定期テストはいつか
  • 過去問演習をいつまでに何年分進めたいか
  • 模試はいつか

をカレンダーへ置きます。

そのうえで、テスト前の数日は学校対策へ比重を移し、テスト後すぐ受験対策へ戻れるよう、次にやる過去問や単元を事前に決めておきます。

「テストが終わってから考える」より、再開点を先に決める方が切り替えやすくなります。

高3で一人で優先順位を決めにくい場合

次のような状態では、科目の勉強法よりも優先順位の整理が必要です。

  • 推薦と一般選抜のどちらを重視するか迷っている
  • テスト前になると受験勉強が完全に止まる
  • 学校範囲と受験範囲の重なりを整理できない
  • 数学・理科・英語のどれを先に仕上げるか決められない
  • 過去問・模試・定期テストが重なって計画が崩れる

Edurouteでは、高校生・既卒生向けに数学・物理・化学・生物・英語を指導対象とした定期テスト対策コースを用意しています。学校の進度を踏まえながら、大学受験との優先順位を個別に整理したい場合は、コース内容も確認してみてください。

高3は「定期テストか受験か」ではなく重なりを探す

高3の定期テスト対策では、

  • 受験方式を確認する
  • テスト範囲をA・B・Cに分ける
  • 受験科目と重なる範囲を一度で仕上げる
  • テスト前でも短い受験基礎は止めない
  • テスト後の再開点を先に決める

ことが重要です。

まずは次の定期テスト範囲を見て、「これは受験にも使う」「学校評価として必要」「すでにできる」の3種類に分けてみてください。

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