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MARCH理系の一般選抜対策|明治・青学・立教・中央・法政は何が違う?

MARCH理系を目指す高校生向けに、2027年度の明治・青山学院・立教・中央・法政の一般選抜の違いと、数学・英語・理科の対策で確認すべきポイントを比較します。

公開日 読了目安 約7分執筆:Eduroute編集部
MARCH理系5大学の一般選抜で確認したい数学・英語・理科と入試方式の違いを比較した図解

「MARCH理系を目指す」と決めても、明治・青山学院・立教・中央・法政では、入試方式や科目の扱いが同じではありません。

ただし、ここで比較するのは一般選抜です。各大学には一般選抜のほか、学校推薦型選抜・総合型選抜などがあり、大学・学部によって実施される制度は異なります。この記事を「MARCHの全入試方式一覧」として読むのではなく、一般選抜で受験する場合の方式・配点・科目比較として読んでください。

同じ大学の一般選抜の中でも学部・学科・方式によって配点や必要科目が変わるため、「MARCH対策」という一つの勉強法だけでは不十分です。

この記事では、2027年度入試について公表されている大学公式情報、旺文社パスナビ、河合塾Kei-Netを確認し、MARCH理系で何を比較してから勉強計画を作るべきか整理します。

MARCH理系の一般選抜は「大学名」より先に学部・方式を見る

MARCH理系5大学で一般選抜の方式・配点・英語利用など確認ポイントが異なることを示した比較図

大学・理系系統の例確認したい特徴
明治大学 理工学部学部別・全学部統一・共通テスト利用があり、方式で数学の配点や理科の選び方が異なる
青山学院大学 理工学部全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用があり、方式・学科によって配点が異なる
立教大学 理学部一般入試では英語資格・検定試験または共通テスト英語を利用
中央大学 理工系3学部基幹理工・社会理工・先進理工で学科や方式によって数学配点が異なる
法政大学 理工学部などT日程、A方式、英語外部試験利用、共通テスト利用など複数方式がある

これは一部の理系系統を例にした比較です。MARCHには他にも情報系・生命科学系などの学部があります。

明治理工:学部別は3教科均等、全学部統一は学科で配点が変わる

2027年度の明治理工・学部別入試は、数学120・理科120・外国語120の計360点です。

理科は、明治大学公式Q&Aで物理3題・化学3題の計6題から任意の3題を選択する形式と案内されています。

一方、全学部統一入試では学科によって配点が異なり、例えば機械工学科・物理学科は数学200・物理100・外国語100の計400点です。

つまり、明治理工でも、

  • 学部別なら3教科の均等型
  • 全学部統一の一部学科では数学の比重が高い

という違いがあります。

明治理工を第一志望・主要併願校にする場合は、明治大学理工学部の入試対策で方式別・科目別に詳しく解説しています。

青学理工:全学部日程と個別学部日程を混同しない

青山学院大学理工学部は、方式によって配点が大きく変わります。

全学部日程では、2027年度の理工学部は数学150・理科100・英語150の計400点です。全教科・科目がマークシート方式で、理科の選択科目によって学科間併願できる範囲も異なります。

一方、個別A方式は、

  • 物理科学科:数学150・物理150・英語150
  • 数理サイエンス、電気電子工、機械創造工、経営システム工、情報テクノロジー:数学150・物理または化学150・英語150
  • 化学・生命科学科:数学150・化学150・英語150

の計450点です。

さらに物理科学科の個別B方式では、数学200・物理200・英語100の計500点です。

したがって、「青学理工は数学150・理科100・英語150」と一括りにするのは不正確です。その配点は全学部日程の話であり、個別日程では配点が変わります。

立教理学部:英語の扱いを最初に確認する

立教大学の2027年度一般入試では、外国語について英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「英語」の得点を利用します。

英語資格を持っていなくても、共通テスト英語の得点があれば一般入試に出願できます。利用できる英語資格・検定には英検、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFL iBTなどがあり、一般入試では複数スコアを提出した場合、最も高得点に換算されるものが採用されます。

つまり、立教理学部では「大学独自英語の過去問だけを解く」という発想ではなく、英語資格または共通テスト英語をどう準備するかを先に決める必要があります。

中央理工系:学科・方式で数学配点が動く

中央大学の理工系は基幹理工・社会理工・先進理工に分かれています。

一般方式では数学・理科・英語の3教科型が中心ですが、学科・方式によって数学の配点が異なります。中央大学は2027年度以降、社会理工学部ビジネスデータサイエンス学科の共通テスト併用方式で、個別試験の数学配点を150点から225点へ変更すると公表しています。

したがって、

  • 志望学科
  • 一般方式か外部英語利用か
  • 共通テスト併用か
  • 数学配点

をセットで確認します。

法政理工:T日程とA方式では必要科目が違う

2027年度の法政大学理工学部T日程は、数学150・英語150の2教科300点です。

一方、A方式では理工系科目を含む個別入試があり、T日程とは必要科目が同じではありません。さらに英語外部試験利用入試では、基準を満たした英語外部試験を利用し、個別試験は数学1教科150点の形があります。

「法政理工を受ける」と決めただけでは学習計画は作れません。どの方式を併願するかまで確認します。

MARCH理系に共通して重要な3科目の考え方

数学:標準問題を速く正確に解く土台を作る

MARCH理系では、多くの主要方式で数学III・Cまでが範囲に含まれます。

難問だけに取り組む前に、

  • 教科書例題
  • 学校問題集
  • 標準入試問題

を自力で処理できるようにします。

そのうえで、大学・方式ごとの配点と過去問に合わせます。

英語:大学ごとの「使われ方」を確認する

MARCH理系では、

  • 大学独自英語
  • 共通テスト英語
  • 英語資格・検定

の使い方が大学・方式で違います。

英語は一律に「長文だけ」と考えず、受験方式から逆算します。

理科:選択科目と配点を先に固定する

物理・化学・生物のどれを使えるかは、大学・学部・方式で異なります。

志望校候補について、

  1. 使える理科科目
  2. 理科の配点
  3. 1科目か2科目か
  4. 独自試験か共通テストか

を表にすると、科目選択の判断材料になります。

具体例:明治・青学・中央を併願する場合

仮に、

  • 明治理工
  • 青学理工
  • 中央の理工系学部

を候補にするとします。

数学・英語・理科を使う方式が多いため、共通する基礎を一つずつ完成させることは有効です。

一方で過去問段階では、

  • 明治:学部別か全学部統一か、理科6題から3題の形式
  • 青学:全学部日程か個別A・Bか、英語・数学・理科の配点差
  • 中央:志望学科・方式ごとの数学配点

を分けて確認します。

つまり、基礎は共通化し、仕上げは大学・方式別に分けるのが基本です。

MARCH理系の過去問は「大学別」ではなく「方式別」に管理する

過去問を解くときは、

明治_理工_学部別_2026

のように方式まで記録します。

そして、

  • 得点
  • 時間
  • 数学の失点原因
  • 英語の失点原因
  • 理科の失点原因

を残します。

方式の違いが大きい大学では、大学名だけでまとめると対策を誤りやすくなります。

MARCH理系を目指すなら、最初に比較表を作る

大学・学科方式数学英語理科共テ/外検
第1志望
第2志望
併願候補

この表を作ると、「どの科目を今から重点的に伸ばすべきか」が見えやすくなります。

Edurouteでは、講師全員が東京理科大学の学生で、理科大・MARCHをはじめとする私立理系の大学受験に重点を置いています。MARCHの複数大学を併願しながら、数学・物理・化学・生物・英語の優先順位を整理したい場合は、MARCH・理科大対策コースも確認してみてください。

参考資料

この記事では、2026年10月4日時点で以下を確認しています。

一般選抜の方式・科目・配点は変更される可能性があります。出願時は必ず各大学の最新募集要項で最終確認してください。

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